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Balletお稽古日記No.20 3/9(土)

土曜日の午前中のお稽古は西荻窪のA先生のクラスを受けたいと思っていたのに、朝になってみたら国分寺のH先生の顔が浮かんで「マタ始まったな」と思ったので、どちらとも決めずに外に出たら案の定三鷹行きのバスが来たので、国分寺に行く事にした。

最近、ずっとH先生のクラスが受けたいとぼんやり思っているのに休講だったり、代講だったりで全然お会いできていない。この日こそは!と思っていたのだがやはり代講でお会いしたことがない女性のE先生がいらした。
初めての先生は少し緊張するし、何より馬鹿ほど物覚えが悪いので失礼なことをしてしまわないか少し心配になるけれど…新しい先生のクラスを受けるのって新鮮だし、どんなアドバイスが受けれるのだろう?どんな教え方をなさるのだろう?とワクワクの好奇心の方が勝ってしまう。
人見知りの娘から言わせると「怖くない?よく行けるね」だと…旅の恥はかき捨てである。新しい生徒さんを嫌う先生はみたことが無いが、稀に新しい生徒さんを嫌う生徒さんはいらっしゃるけどね。別に生徒さんとお友達になる為に行くわけでは無いので気にしない。変な人だなと思われているだろう白い目には慣れっこだ(・ゝ・)  

さて、E先生のお稽古!先生は大人がやりがちな間違いをご自分の体でやって見せてくれるのですごくわかりやすかった。
体がどっちの方に落ちやすいのか?や、バランスを取ろうとして間違った姿勢にしてしまうことなど…いつも自分がやってしまう事なのだけど、見せてもらうとどこに注意すればいいのかがすぐにわかってすごく気持ちが良かった。
パズルのピースがパチンとハマるような感じがすごく気持ちいい。

・押すから引き上がる。気にすべきは軸足を押しているか
・アラベスクの連続の時はプリエで肘を下げ(息を吐いて)立つ時に肘で体を持ち上げる(息を吸って)のリズムで体を上げるようにする。
.セゴン(横)に足を上げる時は軸足が押せる所に居て、まず付け根を縮ませる。
その為に付け根を縮ませた時に詰まっている感じの所を丁寧にストレッチしてあげる。

そして、生徒さんの一人にすごくすごく綺麗に踊る若いお嬢さんがいて。
見てるだけで楽しくなってしまう様な素晴らしい体の使い方をしていて見るだけでタメになった(꒪ˊ꒳ˋ꒪)
グランジャンプはパーンッと弾ける様なジャンプをして、アダージオでは体の筋肉が綺麗に協力しあって、回転では旗がクルクルと回っている様で本当に本当に彼女のお稽古姿に目が奪われてしまった。素敵!素敵!!
バレエの美しさは基本の中に全部が詰まっているんだなと、お稽古を受けられるアリガタサに感謝すらしてしまった。

あんな風にお稽古したい!あんな風に体が使いたい!3月5日に51歳になった私に新たな夢ができた。

次回は肩甲骨周りやアームスをコントロールするには鎖骨をトップに据える心持ちでやってみよう。
アバラの下からうごかす為には前に動かすだけでなく後ろに動かすことも大事(なのかな?)と思った。私は反るより、まるまるが苦手だと気づいた。
次のお稽古もあのお仲間ちゃんの様に知った事を自分の体で試してみよう。

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