Balletお稽古日記No.16–2/23.25(金・日)
母の病気の心配が急になくなってホッとしつつ、今月はパートもセーブしていたので少し手持ち無沙汰になってしまった。
しかし、両親の所へ行かねばならぬ…から、両親に会いに行こう…に変わった事は本当に嬉しく幸せな事。
ここら辺でまた生活の立て直しをしようと思っているが、とりあえず今週は時間があるのでお稽古三昧\(°∀ °)/ヤッホーイ
時間があるとすぐ稽古に行ってしまう…ほとんど病気である。
23日の仕事の後の新代田のA先生のポワント強化のクラス、25日の日曜日は西荻窪の主催先生のクラスにお邪魔した。本当はもう1日お稽古に出たのだけれど…;( ;´꒳`;):
お稽古云々より先生の態度が少し悲しくてあまり思い出したくないのだ。
ちょっとした愚痴になってしまうので後で小話として書き記しておこうと思う。
2月23日(祝・金)
新代田のA先生の所でポワント強化のクラスを受けた。
いつもはお稽古の後に15分ほどポワントの時間があるので先生がポワントを履く事はないのだけど、その日は履いているお姿を見れて眼福!!
「5番のススが基本!一番高い位置に上体を置いておく」
「足で立つのではなく、上体から上がる」
「骨盤から肋骨の中(コア)の筋肉を強くする」
「骨盤とその上を立てて、付け根を絶対に引かない」
「ポワントでのドゥミはシューズでのルルベと同じ」
この5つを徹底的に教えてもらった。
一番で立った時にお腹をぺったんこにして骨盤から胸の下に板がある様に強さを出して伸び上がると足が回り私のお尻は真ん中に寄り、横から見ると太ももの幅に収まった…そしてお尻の下が攣った( ˙-˙ )イタタ
うぉぉ、こんなに強く立つのか!!!と体感した。
いつもこの位高い位置に足もお腹もお尻も背中も強く使えたら綺麗だなと思った。
私はお腹ぺったんこを意識しすぎてその上の力を抜いている節がある。
ゆっくりと1番のドゥミ→アップとやると私は足でグインと立ってしまうので揺れてしまう。
つまりね、ドゥミをした時すでにおへその上の筋肉を全く使ってないからなんだと思う。
プリエなしでドゥミ→ポワントの繰り返しをゆっくりやったんだけど、ドゥミはシューズでのルルベ…私はそこまではピンピンに伸びれている。しかし、ルルベよりもう一つ(指先分)上に伸びなければならないのだ。
攣ったお尻の上にきちんと背中をのせ、軸を抱える様にグッと伸び上がる様にするといいのではないか?と思ったがこれがなかなか難しい。
もうイメージの世界でしかなかった;( ;´꒳`;):でも絶対できる様になってやるんだ!!!
ともかく付け根からまっすぐ伸びた強い腹筋を目指して頑張ろうと思う。
そして、日曜日のお稽古。
またつま先をグッと握りしめてしまうクセを指摘されてしまった。
ちょっと油断するとすぐこれだ( ˙³˙)
なのでなるべくぺったり足裏をつける様に足裏の3点以外はなるべく力を抜くようにしてみた。
あと、バーで速かったり複雑になるとアームスがピンピンになってしまうので、慎重に慎重に「肩をアンデオール(外回し)して、肘をアンデダン(内回し)にして、手首をアンデオール(外回し)にする」を心がけてみた。
ほいだら、その日は注意されなかった(˙˘˙*)ウフフ
背筋がものすごく疲れて筋肉痛が酷かったのが少し嬉しかった。
23日のポワント強化クラスのおかげかこの日のシューズのお稽古は背筋がピンと伸びて軸も強く感じた気がした。
それからポワントの時間で片足に立つ時「もっと後ろだ」とハッと思ったの。
前重心、前重心と思うあまり前のめりになっていたのだ。
というか、怖いから付け根を引いてしまってくの字になってしまって上体を乗っける様な感じになってしまっていたんだと思う。
上半身には上半身の役割を、下半身には下半身の役割を!
来週は実家に帰るつもりなのでいつも行くお教室に行けないので実家の近くのレンタルスタジオを借りてみた。
お稽古で得た知識をいつもほったらかしにしてしまい、次のお稽古次のお稽古と進んでしまうのでここらで練習できたらなと思っている。
ここからはちょっとした小話。
実は上記以外にもう1日お稽古に行ったのだけど、その先生に対して少し悲しくなってしまったのだ。
何回かバレエのお稽古ではなくトレーニングクラスに出たことがある男の先生なのだけど…その先生のバレエのクラスのあまり良くない噂を聞いていたんだ。
先生は「大人にバレエを教えたって仕方がない」と思ってらっしゃるフシがある様で、その想いが顔や態度に顕著に現れている。
彼のクラスには先生がどこかで教えてらっしゃる学生さんや若いお上手な子たちが必ずいらっしゃっていて、それに関してはすごく良いお手本を見せてもらえるしと肯定派なのだけど…前回は酷かった;( ˙꒳ ˙ ;):
その日も例の如く、今度オーディションを受けるという若くお上手な生徒さんが一人と、大人は私を含めて3人という少数だったにも関わらず私たち大人は1時間45分ほぼガン無視…放置プレイ甚だしいにも程があった。
あれ程までにあからさまにされてしまうと、大人のバレエ教室をうたっているお教室の1クラスの担当なのになぁと少々不満に思ってしまった。
とはいえ、私は転んでもタダでは起きない図々しい性格なので耳をダンボにして若い子にしているアドバイスを一言一句逃さず聞いてきた。
自信があるが故のプライドなのだろう…アドバイスも勿論素晴らしく的確でタメにはなったのは事実だが、バレエを始めたての頃「私は大人には教えません」や、「大人は子供の生徒のためのパトロンの様な存在」とおっしゃられる先生に会った時と同じ様なショックと寂しさを覚えた。
大人のバレエって何なんだろう?
最近大人のバレエコンクールというのも流行っているみたいだし、発表会の参加もどちらかというと必須事項な事が多くなっている様だ。
プロのダンサーさんは小さい頃からバレエ一筋で頑張ってこられて、プロになった後も競争、競争の厳しい世界だと聞く。
そんな方々からしてみると大人は趣味でお金を払ってバレエの美味しいところだけを楽しんでいる無礼な輩に見えてしまうのであろうか?
商業アートは描きたくないという画家さんと同じ気持ちなのかもしれないし、
それだけ芸術としてのバレエを愛しているのかな?とか…
とはいえ、私は大人バレエを楽しむ人間なので申し訳ないが彼のクラスにはもう出ないだろうと思う。…わからないけど、今はそう決めている。
私にとっての大人バレエは自分の体の成長を感じられる愉しみなのだ。
これからもそれを満足させてくれる先生に教えてもらいたいな。
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