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理解できる人には出来るけれど、理解できない人は永遠に理解しようとしても出来ないこと
(約1,000字)
いま、家事をして暮らしている
仕事に就けない体調により、仕方がない選択肢としての生活だが、正直 楽しい
これが「専業主婦の暮らし」なのか
そう思った
仕事をしていたときの10倍、楽だ
※専業主婦の方の暮らしを軽く見ているわけではありません
私には、苦ではないだけ
学生の期間を終えて(卒業して)働き始めの頃、出会いは多かった
仕事を通してでも、学生時代からの友達との繋がりでも、「紹介」という形で出会いがあった
ある時、目上の良識ある人から、
「あなたは早く好きな人を見つけて、結婚した方がいい。一生、仕事をしていくタイプじゃないよ」
と言われた
かなりショックで、その人は私のことを心から心配してくれていたのだと今は理解できるが、当時は女性が働く側の「戦力外通告」と受け取ってしまった
そこから私の「仕事に対する向き合い方」の迷いやら混沌のような感情が芽生えた
私は家事が嫌いではない
訪問介護士(ホームヘルパー)をやっていたとき天職だと信じて、働くのがこんなに楽しいのかと思わない日はなかった
結局、介護業務の利用者さん宅を移動する間に軽い交通事故に数回 遭い、家族の願いもあってホームヘルパーは続けられなくなった
あらゆる選択肢を持つ中で、トラブルがあれば勉強をし、知識の鎧で武装しながら生きてきた
仕事をして生きるためには、知らないことが多くては上手く生きられないことを学んだ
好きで覚えた知識だけではなかった
だから、かの上司が話したように、早めに結婚して暮らしていれば、こんなに苦労して生きる必要はなかったようにも思う
仕事は好きな方だと思う
社会貢献は、やってこそ人生の可能性が開けると信じている
料理も、洗濯も、掃除も、ほかの雑多な用事も、家族のための「仕事」であって、それらは子どもの頃からやってきた
お姉ちゃんだから他のきょうだいより家事の手伝いを多くやることになったとしても、「経験値が多いのだから当たり前」だし、妹や弟も家事の手伝いを嫌がるふうではなかった
家庭の事情により、家事の比重が多い子どもは世の中に存在する
いわゆるヤングケアラーと呼ばれる子ども達だったり、毒親でなくとも自営業などで親の代わりに家事をやる場合もあるでしょう
家事を手伝うのが「苦労」と感じるのは、一般的な仕事を好きかどうかにも通ずる
やりたい事だけやって暮らすことができる『夢の生活』なんか、出来ると考える方がおかしいが、それを求める人が少なくないのも事実
病の認定があろうとも、仕事をしたい人はしたいし、したくない人は病が治ったとしてもやりたくないのだろう
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