すごく辛かったから書くこと
(約2,000字)
配信を悩みました
どう思われても構わない覚悟で書くことにします
SNSは自分の頭で考えたことが、たくさんの人に読まれます
「SNSで書くこと」について、最後だから綴ります
noteを始めてから、2年半くらいです
言葉を使うことは、「ものを書く」ということだけではありません
心を他人に伝えるための手段が、私にとっての書く意味のすべてでした
それは手記という形で、神聖なもの
noteに出会う前も、物語や短歌、詩、エッセイのような文章は書いていました
noteの記事を書く前は、新聞社に作文を投稿するため、雑誌の一部に掲載されるため、コンクールで賞を取るため、書くことは私にとって「楽しいこと」でした
noteで記事の中でコメントを書いたり、書いてもらったり、フォローしたり、フォローしてもらったり、マガジンに収録されたり、私の記事や文章を好きだと言ってくれる人が現れて‥‥それは、私がnoteを始める前には想像していなかったことです
そして、一番、考えていなかったことは、記事を書いている人たちから気持ちをもらうことでした
会ったことがない人から文章を読まれて、好かれることは想定外でした
プライベートでは冴えない日常も、言葉に起こすと無駄な時間(過去)では無かったような気がしました
日常は失敗ばかりの繰り返しで、運に見放された人生だとばかりに思っていたのに、言葉を放つと満更でもないように感じました
誰からも好かれるなんて無理だし、味方になってくれる人なんて殆どいないんじゃないか‥って、ずっと思っていました
書くことが難しいという違和感が起き始めたのは、私に興味を持つ人が現れてからです
文章だけでなく、写真やらイラストやら、色々な表現で個人情報を晒され始めてからnoteがただの楽しい場所ではなくなりました
それで、最初のブロックをしました
そのクリエイターはそういう記事を書くことをやめませんでしたし、こちらも嫌悪感を露わにしてしまいました
正直なところ、今でも言葉を使って表現することは、私には欠伸をすることくらい簡単な行動です
「朝飯前」というのが丁度いい‥‥実際、朝に配信した記事は起きてすぐに書いた文章ですし、時間がかかっていません
書くことに悩む人には、嫌味に聞こえるでしょうか
「小説を書いてみたい」、「素敵なエッセイを投稿したい」という人は、思いついた言葉を書けばいいんです
とにかく、自分の中にある思いをひたすら書いて、そのうち唸るような文章が書ける日が来るかもしれません
ただ、SNSは簡単に他人を傷付けます
私はニュース番組で事件になっているようにツイートだけで人生が台無しになるような「晒し」をする人は許せないし、それを逆手に取って、他人を嘲笑する人をいまだに理解出来ません
そんな人間性でも人気者になれるのが、SNSの世界だと感じます
何度アカウントを消しても、消したことですべてが帳消しになるわけではなく、自分の言動は消えてなくなるわけではないのが人生で‥‥おそらく現実社会で許されないことはSNSでも寛容にはなれないものーというのが世間一般の良識ではないかと思えてならないのです
評価を得るって、何でしょうか
もうひとつの人生が、SNSの中にあるのでしょうか
現実社会の現実逃避‥‥その居場所がSNSなら、その中でだけに留まるならば、現実と一緒に考えないでほしいのです
現実に接したいのならば、その方法を取り、画面上で喧嘩をするなんて幼稚な行動は成人した大人がやることではありません
憶測で書いて、想像で悩んだり、相手の反応を伺ったり、「作り物」と称して揶揄したり、誰かを非難したり
言葉を誰かのために使うのは、他人を苦しめるための道具ではなくて、助けになるために使うのが言葉を作り出した人の願いのように思うのです
仕事に明け暮れながら、眠れなくなって辛い日に、病院へ行って状況を話したら「精神の病」の病名をもらえたかもしれません
でも、「精神病の疾病を理由に離職すると、次の就職に不利になる」と聞いて、考え方を改めました
一人で生きていくためには働いていかなければならない
自力で立って生きていくのが、私が望むことで、働きながら本を書いている人はいるし、書けない理由を「仕事」にしたくない
スタエフの配信をコソコソ聞いて、noteの記事を書かれたこともありました
いつも「ありがとう」と「かなしい」が同居していました
注目されるのも、注目するのも自由
スキを付けるも、付けないのも自由
記事主を好きになるのも、嫌いになるのも自由
フォローするのも、しないのも自由
コメントするのも、しないのも自由
ブロックするのも、しないのも自由
記事を読むのも、読まないのも自由
誰かを応援するのも、しないのも自由
人をリスペクトするのも、しないのも自由
忖度してあっちこっちで媚を売るのも、自由
自分がイイヒトでいるための八方美人も、自由
コレを書けば嫌われる、を避けるのも、自由
好きなことを貫き通すのも、自由
そして
書くのも 書かないのも、自由
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