詩 : ひとはね
みんな わかってる
おとなが おもうより
世界が 自分の手に おえないことを
小さいころから
おとなが うまく 生きるのに
四苦八苦して ひっしなことを
げんじつを
うまく いかないことを
わざわざ いわなくても
うすうす きがついていて
きがついていても
しずかに きいている
ぜつぼうしても
もしかしたら
かわるかもしれない、 って
きぼうを もちたいの
ひとはね
だれかの存在を たよりに
いきてる
あいの近いところを たよりに
小さいころから
ずっと
だれかの せなかをみて
まなんでる
とっくに しってるの
しってるから
おとなは しめすのが役目
しっぱいを たくさんしても
笑って はなしたらいい
笑って はなしたら
しっぱいも あの日のなみだも
まっくろな気持ちも
だれかの こころの糧に かわるの
笑えるんだよ
楽しいんだよ
なんでも 学んだことで
転化できる って
そろそろ気づいてよ
あいが 希望になるの
ひとはね
思っているより
ずっと利口なの
偏差値が低くたって
世の中に
ふようなことなんかない
こころが 豊かなひとが
世の中を支えてる
だいスターじゃなくてね、
希望を あたえるのが
おとなのしごと
いつまでも あそんで まなんで
いきるんだよ
おとなになっても
あそぶんだよ
笑っていたら
しあわせになるの
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