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どうでもよくなってた時が一番たいせつだった


   (約200字)



肌に触れたとき

いろんなことが 

どうでもよくなって


肩に 頭を預けていたとき

ちいさなことが

どんなことにも変えられないって


どうでもいい瞬間から

「どうにでもなれ」の時間まで

何年も 経たない なんて



誰も 予想しない

誰も 考えない

誰も 知らない

誰も 

あの人も

わたしも


どうでも よくなった 過去は

誰にも 邪魔されずに

誰にも 知られずに


私の中に 息づいている

あの人の中には 

亡くなっていますように












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