キョウイクの場をつくってよかった。
今、個人でやっている塾(塾というか対話の場)に通っている生徒にちゃんとこの地を離れる話ができた。
その中でも3年くらいの付き合いになる子と昨日お話ができた。
保護者の方には事前に伝えていたけれど、保護者の方から生徒には伝えず、わたしから直接お話した。
保護者の方は、「百華先生が頼りだったからやる気がなくなるかもしれない」と言っていた。
けどわたしはわたし自身が自分と向き合って出した選択を生徒は応援してくれると思うし、きっと切磋琢磨できるだろうなと思っていた。
だけど心のどこかではもしかしたらショック受けるかなとも思っていた。
結構ドキドキしながらこの地を離れること、自分にとってそれはどういう意味かということ、これからのことを話した。
生徒は聞いて驚いてはいたけれど、
「たしかに寂しくなるけれど、外の世界のこといっぱい知りたい!」と言っていた。
すごくたくましいなと思った。
わたしの家にきては、家族に感謝してるのに結果で返せないことで自分を責めて泣いていたり、学校で嫌がらせを受けて落ち込んでいたり、そんな姿を見ていたから余計に。
なんだかすごく感動して、よりわたしはわたしの道を歩まねばだと背筋がピンとした。
2年半、キョウイクなんて事業でやっていいのだろうかという葛藤を抱えていたけれど、今日やってよかったと思えた。
それは生徒がウチに通ったことで、変化したからとかそんなんじゃなく(なんならその子がもともと持っていた力だと思うし)、やっぱり双方に刺激や成長がある場はすごくいいと思う。思えば2年半(途中やっていない時期もあるけど)、生徒や保護者とかかわる中で、いろんなことに気づかせてもらって、学ばせてもらったと思う。
改めてそこに気づかせてもらえてよかった。