自分の機嫌は自分でと論!VS貴城

今回も冒頭に与太話が入ります。

なんて言い始めちゃったらハードル上がっちゃいますよね。
ハードルといえば、「ハードルを上げて、その下をくぐる」なーんて常套句が昔は流行り(今もかな?)、平成人類を幾度と救いました。

意味を恣意的に掬うと、難しい課題も視点を変えてみると思わぬ突破方法が、、、くらいなもんですが、この”視点を変える”というのが何をしているのか、というと
「勝手にルールを変えている」わけなんですね。

ハードル走はハードルの下をくぐると反則ですし、
ハードルが気にならないほど上げてその下を全力疾走する競技はただの短距離走です。

高いハードルを越えるのは難しいですから、人は楽をしたがります。
楽をするにはルールを破らないといけません。
違反、失格、
これらを満面の笑みで行うための「ハードルをくぐる」なーんて婉曲な表現でしょう。


以下本題
ども 貴城です。21になりました。25歳と4歳差しかありません。

某芸人が「自分の機嫌は自分でとらなきゃ」と白い歯を見せたのを皮切りに蔓延しだした、いわば、「自分の機嫌は自分でと論」
不機嫌を露にする人間へのアンチテーゼの意味合いが強そうですが、
何をしたら自分の機嫌が自分でとれるのでしょう?


その1 機嫌とは~機嫌~

名] 1 表情や態度にあらわれる気分のよしあし。快・不快などの感情。気分。「―がよい」「―を損ねる」

今回はgoo辞書から。まあ、これでしょう。
機嫌というとややニュートラルすぎるので、ここから「快」と「不快」を抽出しときます。
つまるところ、機嫌を取るというのは
「快を得る、不快を除く」ものと考えられます。貴城の大好きな二元論になってきました。


その2 快を得る~危言~

快とは、まあドーパミンてきなそれです。嬉しいとかそんなんでいいと思います。
これを自由に生み出すのは、およそ10歳を超えたあたりからみんな出来ることだと思います。
好きなことをする、といえば雑でわかりやすいですが、
”それをするのに一切の障害を感じない行動”で十分に思います。
この節で言いたいのは、これは誰でもできるという部分です。
むしろ、これが誰にでもできるというのが構造上の問題となります


その3 不快を除く~起源~

問題はこれです。
これは「快を得る」とは逆に、
まず、『不快あれ』と「不快」があります。
これを取り除かねばならない、
すなわち、取り除かねば「自分の機嫌が自分でとれなく」なってしまいますね
この不快を除くためには
・事前に防ぐ
・事後にそれを超過する快を得て相殺する
の二択しかありませんが、前者の話はする必要がないのでなし、
後者なのですが、
ここで冒頭の「不機嫌を露にする人間」の話になります。
彼らは不機嫌を露にすることで、不快な事後にそれを超過する快を得て相殺しているであろうことは十分想像できます。
”ストレス発散”と言えばわかりやすい表現ですかね。

と、いうことはですよ?

「不機嫌を露にする人間」は「不機嫌を露にする」ことで、「不快な事後にそれを超過する快を得て相殺し」、「自分の機嫌を自分でとって」いるわけですよね。

おや?

「不機嫌を露にする人間」と「自分の機嫌を自分でとる」が論理上同値を取ってしまいましたー

「自分の機嫌を自分でとって」が「不機嫌を露にする人間」へのアンチテーゼになっていませんね~~~???


その4 自分で~期限~

おい待てよ貴城。

【自分の機嫌を「自分」でとって】つってんだろうが
不機嫌を露にして他人に向けるのは「自分で」じゃないぞ。

ですか

では実際「自分で」とってる人は何をしているわけなんでしょう
ちょっとアーバンリサーチしてみます。

  • 冒頭より、某芸人MYZNの場合
    twitterから引用
    「イッテQでみやぞんがインドの僻地に飛行機電車バス乗り継いで行ってさらに山登りまでさせられてる途中にカメラマン歩けなくなって通訳いなくなって、普通なら嫌になりそうなところ突然「まだまだ登れる幸せだなぁ!」「すごく幸せ!」みたいなこと言い出して、「自分の機嫌は自分でとる!」て言っててめっちゃ好感」

おおむねこんな感じが元の発端の機嫌の起源らしいですね。
一見美しく見えてしまうところですが、
途中にカメラマン歩けなくなって通訳いなくなった」原因がMYZNの底なしの体力によるオーバーペースであると番組内で説明されていることはご存じですか?

それを加味するとみやぞんのしたことは(面倒くなった)

自分の体力が余っていることのみを考え、他の人間にはオーバーペースで山を登り、結果他の人間が体を壊しチームが崩れているところに、「まだまだ登れるぞ!自分の機嫌は自分でとるんだ~」

ですよ。かなり、かーなーりーーー8割くらい意識的に悪く書きましたが、まあ言いたいことが伝わればいいです。
「自分で」? ご冗談でしょうと、思ってください。
思わなかったら、もういいです。いいね押して帰ってください。

みやぞんと、「不機嫌を露にする人」何が違いますか?
不機嫌の所持不所持ですか?行動者が不機嫌でなければ他人に不快を与え、その上に快を得ていいんですか?
と厳しいことが言えるまでになりました。

  • おまえらの場合

自分の機嫌は自分でと論者のみなさん。
もう説明はしなくていいですよね?
答え
「お前らの自分の機嫌は自分でと論は、不機嫌を露にする個性を持った人間群を敵として名指しして貶め、不快を与え、それと対称的に快を得ているだけ」

確かに、不機嫌を露にする人は、不機嫌ですからね、やや攻撃的に、邪魔に?客観からも映つるでしょう。
だからお前らに目を付けられた。
お前らは常に彼らを攻撃している。
「気に入らない奴を敵として攻撃し、黙らせる」
という
「自分の好きなことをして得る快」によって常に機嫌をたもってらっしゃる。

素晴らしいですね。
説教してやってもいいですが、わたしはこれから自分の機嫌を取らねばならないので~~^^^

言ったでしょう?
何か裏技的な!視点を変えてみたら答えだった!
はただのルール違反だって。

貴城でした。
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