音源までの距離を知る
どんよりとした空模様、雷が鳴り始めた時に、何km先に落雷したのかを計算する方法があります。
その時の気温にも左右されるのですが、音の速さはおよそ毎秒約340mです。光は毎秒約30万kmなので圧倒的に光の方が早く、たかだか数十km先の光りは一瞬で私たちの目に入ります。
空が光ってから5秒数えて音が聞こえた場合、
340m×5秒=1700m=1.7km
という感じで、落雷までの距離がわかります。これがわかると雷雲が近づいてきてる、遠のいてるってわかったりします。決して音が大きくなってきたから、小さくなったからという理由では測れません。
花火大会なんかもそうですよね。弊所事務所屋上から見える幕張の花火大会の時も、光ってから音が到達する時間を測定したりします。地図上で距離は簡単に調べられますが、それを実証する楽しさというか、お子さんがいらっしゃる方には自由研究なんかにも応用できそうですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?