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新企画 【Hunter✖️Hunter】✖️石探し No.401◇月光
みーなーさーまーお待たせいたしました!!石拾い専門雑誌が満を持してお送りする新企画、『【Hunter✖️Hunter】✖️石探し』が始まりますよ!!!
え?編集長の趣味で雑誌を私物化するなですって?ちょっと待ってくださいよ!タイトルをよく見てください!「石探し」と入っているじゃありませんか!!これ、すごい企画なんです。ハンターって何かを追い求める人たちじゃないですか。我々も石を追い求める人たちですよね?読者のみなさんはハンターなんですよ!
ですので、Hunter×Hunterから石拾いに役立つ知識を得られるのです我々は!誇りを持ってください!!
企画意図が腑に落ちたところで詳細を申し上げますね。こちらの新企画は一部を有料にします。無料部分では、編集長が毎週発売されるジャンプを買って一話分を読み、その中に石の描写があるか、あった場合どんな石かを検証していきます。有料部分では、編集長による漫画の感想が読めます✨
なお、私は筋金入りの冨樫ファン。『幽☆遊☆白書』は一時期全セリフ言える勢いでしたよ!高校時代。
それでは早速、401話の石を探しに行ってみましょう!
『No.401◇月光』の石
端的に申し上げますと、石は描かれていませんでした!
今回は船内での出来事の描写が多いのが理由ですが、回想シーンなどで外の風景は出てきます。No.395やNo.396の幻影旅団結成過程の場合みたく。ですので、今後もまったく石が映らないわけはないと思っていますのでご安心ください。例えば、No.397に石はありましたよ!墓石として。この石はおそらくヨーロッパのお墓でよく利用されるものでしょう。流星街の世界観にはキリスト教がありますし(根拠:十字架の墓)ヨーロッパを意識していると思われます。うちらの世界のキリスト教はヨーロッパだけではありませんけどね!
ヨーロッパの墓石といっても種類は多様です。というか、ヨーロッパ自体が広いので多様です。No.397に描かれている墓石は色が明るいので、明るいグレーという想定でまいります。
そういった色が明るい墓石の種類ですが、ググってみても「これ」という石の名前はヒットしませんでした。検索結果はいっつも「墓のシンボル」、つまりお墓の装飾が意味するものについての解説ばかりでした。たしかに「ヨーロッパの墓石」では検索範囲が広すぎますね。日本のお墓にだってさまざまな石が使われています。日本で典型的なのは御影石ですが、強い要望がない限りは近くで採れる(販売されている)石になるでしょう。でも日本だと比較的どこでも御影石は採れると思いますしなんせ風化に強いですから墓石としては最適です。
この記事を書いている私こと石拾い専門雑誌編集長は、まあ全ての記事を書いているんですけど、ドイツに縁がある人物ですのでドイツの話をしますと、ドイツで石といえば玄武岩をイメージします。ヨーゼフ・ボイスの影響が強いことは言うまでもなしですね!
その次にイメージするのは砂岩と石灰岩でしょうか。こういうのって地図の形で「この辺ではこういう石が採れますよ」って示している資料があると便利なのですがインターネット砂漠ではすぐにみつけられませんでした……そこでChatGPTに聞いてみました!
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やっぱり玄武岩と砂岩はドイツで採れるんですね。ということはお墓に使われている可能性は高いです。また、花崗岩やスレートも採取できるようです。
この中で明るいグレーという条件だとスレートは外れますね。残りは「玄武岩」「砂岩」「花崗岩(御影石)」となります。Hunter×Hunterの世界観と照らし合わせるとおそらく砂岩でしょう。玄武岩と花崗岩は硬くて加工しづらいので、機械も道具も十分にないと思われる流星街の墓石は砂岩とみて間違いありません!!砂岩は加工しやすいゆえに朽ちるのも早いので流星街の雰囲気にも合うと思います。これを否定できるのは冨樫義博氏のみなので悪しからず。
※参考:砂岩のお墓
と、いうようなことをHunter×Hunterが連載されるたびにやっていきたいと思います!
寝なきゃ!!
以下、『No.401◇月光』の感想(ネタバレあり)
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