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第10回【Hunter✖️Hunter】✖️石探し No.410◆交渉④
みなさんこんにちはー。とうとう、とうとうこの日が来てしまいましたね……10回目の連載ということは今日で一旦ひと区切り……。冨樫先生はNo.420以降も描き始めているので再開は近いと思いますが、1年は待つ覚悟でいます。
さて、めそめそしてばかりもいられないので元気に始めていきますよ!本シリーズのルールは簡単、最新号のジャンプに掲載されるHunter×Hunterの中から石を探し、あったらその石について解説していきます。なければバックナンバーから石を探しますのでご心配なく!
なんと先週は石がありました!!本シリーズ最終回の今回も石はあるでしょうか?!
『No. 410🔸交渉④』の石
今回も石は……ありま……せん!!!!
戸惑いを隠せない石拾い専門雑誌編集部一同をよそに、記事はサクサク進んでまいります。
さて、本日は10巻の『No.084◆9月2日⑥』より、クラピカとウボォーギンが戦っている場所の石です!1ページ目の1コマ目ですよ。ゼブラックという集英社のアプリから試し読みができます。私もそうしていますよ!
視覚的な判断になりますが、こちらは柱状節理でしょう。縦に線が入っているのがその根拠です。今回は展開が早いぞ!柱状節理に分類される石は何かを本企画の相談役ChatGPTに聞いてみました。
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私は東尋坊に行ったことがあります!!!
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クラピカとウボォーギンが戦っている場所とそっくりではありませんか、この見事な縦線!!というわけで柱状節理ですね、この場所は。そして石は安山岩でしょう!
根拠は色ですね。前回でご承知のように玄武岩は色が濃いのです。一方の安山岩も濃い色のものが多いですが、鉱物成分や風化によって色が明るくなることがあります。また、斜長石や石英が多く含まれてる場合は色が淡く見えることもあるそうです。そういうものは白か薄い灰色をしているので、マンガの描写と齟齬はありません!
安山岩と判明したところで安山岩について深掘りしていきましょう。安山岩はAndesiteという英語名があり、アンデス山脈で多くみられることに由来しています。火山岩である安山岩は火山地帯で多くみられるからです。アンデス山脈も火山地帯ですよね。というわけで、安山岩は「アンデス山脈」から名付けられており、「安」はアンデスのアンなんですね。知らなかったー
……アンデス?……私の心の故郷ではないですか!!!石拾い専門雑誌を隅々まで読んでいる方ならご存知だと思います。アンデスは私がDNAでルーツを調べようと思ったきっかけの場所なのです!!詳しくはこちらをどうぞ ↓
ChatGPTが言っていたので化学組成なども書きますと、主に斜長石と輝石から構成されていて、マグマが地表に出て急速に冷却されることで形成されるため、微細な結晶構造が一般的であり、たまに大きな結晶(斑晶)を含むこともありますとのことです。地下の中間的な深さで生成されるマグマが地表や浅い場所で冷却されて形成され、火山活動が盛んな地域で多くみられます。
加工しやすいため彫刻や装飾品としても使用されるとありましたが、私が知る限り安山岩を彫刻している人は周りにはいないように思います。あくまで大学の彫刻科でよく使われる石は、大理石、花崗岩、ライムストーン、砂岩あたりでしょうか。プロの彫刻家は上記にプラスして、たとえば現代美術家のヨーゼフ・ボイスは玄武岩を使っていますね。他にも現代美術家はいろいろな石を使って表現しているはずなので安山岩も使用されているかもしれません。私なら使いますね。めっちゃ溶けそう!
ところで、クラピカとウボォーが戦った場所が柱状節理地帯なら、そこはかつて火山地帯だったか今でも火山地帯の可能性がありますね。ヨークシンシティはヨルビアン大陸の西海岸にあります。
そう考えるとキメラアントのプフたちが育った洞窟、その洞窟の廊下のような場所も柱状節理だったのではという気がしてきました……
ライムストーンじゃなかったのかな……あれ。どうしよう……よくわかんなくなった……最後の最後に……
まぁでも石拾い専門雑誌ですからね、ここは。石研究所じゃないからノーカン。それではみなさんさようなら!あと前回と前々回のHunter×Hunter系の記事にいいねください。
『No.410◆交渉④』の感想(ネタバレあり)
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