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事業継続には『目新しさ』を作る必要がある

あなたの商品やサービスは
他に抜きん出てすごいところはありますか?

以前、ニュース化する7つのポイントの
優位性が重要であることをお話しました。

しかしながら、最近感じていることがあります。
 


それは、優位性があるがために、
新しいことをしないことです。

先月、バスに乗って中心街に出かけた時に
気がついたことがあります。

それは、国道沿いに面していた
“フクロウカフェ”が閉店していたことです。

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フクロウカフェとは、
フクロウなどの猛禽類とふれあいながら、お茶を楽しむところ。
 


わかりやすいのは猫と遊びながら、
コーヒーなどを楽しむ
“ねこカフェ”がイメージしやすいかもしれません。

「それがどうした?」と
思われるかもしれません。

しかし、テレビディレクターを辞めた今でも、
いや、テレビディレクターだったからこそ
ネタになりそうな所はずっと気にかかるのです。

元テレビディレクターとしては、
マスメディアが注目するであろうことは想像に難くありません。


 
もうなくなってしまいましたが、
 


閉店直後のホームページには
民放キー局を含めたテレビ局、FMも含めたラジオ局、
大手新聞と、2015年〜17年まで
17回取り上げられていました。

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なぜ、閉店にいたったかはわかりませんが、

おそらく「お客さんがあまり来なくなったのではないか」
と類推されます。

このフクロウカフェでは、
ふくろうと触れ合って、
「飼ってみたい」という人のために
フクロウの生体もあつかっていたようです。

また、フクロウの飼い主さんが
旅行などで出かける時の
ペットホテルの役目も担っていたようです。

専門店というのは、最初は珍しさも手伝って、
マスメディアが競って取材します。

反面、新しさを出していかないと
新鮮味がないため、
少なくても2〜3年の時間が立たないと同じ番組で
扱うことはしません。

それはテーマパークにも同じです。

わたしの記憶ですが、バブル期に作られた
北海道内のテーマパークはほとんどなくなりました。

もっと身近な例だと、
あなたがこどものころ
遠足とかで行った地元の動物園。

今はどうでしょう?
足を運ぼうと思いますか?

新施設ができるとか、
新しい動物が入ったとか、

あなたにお子さんがいなければ、
まず行くことはないですよね。

なぜ再び行かなくなるのでしょうか?

それは、作った時点で完成してしまったからだと思います。 

マスメディアの目線も
その時の人が関心をもつ事の
延長線上にあります。

新鮮味のない施設は懐かしがられても、
お金を払って行こうとわざわざ行こうと
思う人は少ないでしょう。

それと同じように
マイナーチェンジをしていない
場所やイベントを取材しようとは思いません。

それに反して今もリピーターが多い
東京ディズニーリゾート。

なぜリピーターが多いのでしょうか?
 


・何年かで一部施設のリニューアルを行う
・季節ごとにパレードなど屋外イベントを一新する
 


など、
テーマパーク自体が日々成長しているからです。

少なくても、季節ごとに新しい発見があるということです。

最近の動物園も
動物に負担のかからない範囲で、
知恵を見せ方や愛着をもってもらう工夫をしています。

動物に愛着を持ってもらうために
『家族の里親制度』

動物のエサ代稼ぎと地元企業に愛着を持ってもらうための
名古屋の東山動植物園『地元企業のスポンサー制度』

など
地道に活動しているところも
多くなっています。

マスメディアに注目されるために
『いつもニュースを作ることが必要』と
言っているわけではありません。

ただ、事業を続けていくためには
マスメディアも注目する
『“目新しさ”も定期的に考えなくてはならない時代になっている』
ことが言えるのではないでしょうか?

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