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【最強の時間割】ニュースにツッコむのをやってみた

ラランドがMCを務めるTVer限定番組の「最強の時間割」。ラランドファンとして毎回、いや2回に1回は欠かさず見ている。その中でもぜひ見て欲しいのがNSC"伝説の講師"の回。あ、ショートショート作家の回もよかったけどそれはまた別の時に。

1.会話ほど難しいものはない

車の運転なんかよりよっぽど難しいし事故率も高いのに、"会話"には免許がいらない。教習所もない。どんなに思い通りの返しができなくても免停すら許されず、挑み続けなければならない。

本屋に行くと「会話が盛り上がるコツ!!」みたいな本が様々なサイズ、様々な色で売られているのも頷ける。あれを書いている人たちは本当に会話が上手いのだろうか。一度くらいサシで話してみたいものだ。盛り上がらなかったら責任を全て向こうに押し付けられる。なんせ彼らは「会話が盛り上がるコツ」を熟知しているのだから。

普段の友人との会話だけでなく、就活の面接だって言ってしまえば"会話"の1種だ。会話さえ上手くなれば、今後の世渡りは安泰だろう。ただ、22年会話を続けてきたはずなのに一向に返答の打率があがらない。1年くらい奇跡的に首位打者級の活躍をする年があったっていいのに。松本剛は今シーズンも打てるんだろうか?

2.ニュースにツッコミ

そんな矢先に見た「最強の時間割」の該当回。だれかの言葉に対して思い通りの返しができるようになる練習法として、「流れるニュースにツッコミを入れる」ことが紹介されていた。速いテンポに対応できるようになり、語彙も増えるらしい。

本屋の会話本を買うよりも手っ取り早い。だまされたと思ってやってみた。いざテレビをつけると、海上自衛隊が本当は不合格の2人に誤って合格通知を出した、というニュースをやっていた。

正直こんなにツッコミやすいニュースはないはずだ。海上自衛隊の動きは間違いなく「ボケ」だ。

しかし、原稿を読むアナウンサーの思わぬ速度についていけず、全くといっていいほど単語が出てこなかった。なんとか絞り出したのは「4,630万カジノに注ぎ込んで1円も当たらないもんかね」だけ。弱い。あまりにも弱い。絶対初期に言われてるやつ。

自分の会話能力の低さをまざまざと見せつけられる結果になった。

これからニュースを見るたびにやっていこうと思う。みなさんもぜひやってみほしい。ただ、一人暮らしの方のみにおすすめする。もし実家でこれをやると、「ついに我が子が狂った」という親の心配が家族団欒の穏やかな空気を切り裂くだろう。


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