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【大学生ブログ】商学部で良かったこと、少し後悔していること

大学にいるうちに大学の話をしておいた方がいい、と、大人になっても大学の話をしている人を見て思った。他意はない。ただ、思った。

1.「商学部」になったわけ

オープンキャンパスでの模擬授業、センター試験の点数、得意科目だった数学の点数配分などなど理由は色々ありますが、一番大きいのは「かっこよかったから。」

商学部、Faculty of Commerce、かっこいいじゃないですか。

わけわからんサイトの「現役高校生が選ぶ進学したい学部ランキング」には、男子の2位に「経済・経営・商学部」が入っていました。考えることはみんな同じなんですね。

ちなみに1位は工学・情報工学部。そりゃ理系には勝てませんて。みんなドクになりたいもの。バックトゥーザフューチャーを見たことがない方はこんなnote読んでないで今すぐnetflixを開いてください。

2.やりたいことは見つかった

商学部に入って良かったことは一つ、なんとなくではありながら「やりたいこと」が見つかったこと。

いろんな、本当にいろーんな企業の財務諸表やらなにやらから戦略等々を分析するなかで、"マーケティング、楽しそうだな"と漠然と思うようになった。

しかし蓋を開ければマーケティングは人気学問。ゼミの倍率が物語っていた。こんな学生は色々いるらしい。まあいい。「みんなと違うことがかっこいい」という逆張り精神はそろそろ捨て、ミーハーとして生きていく時期なのかもしれない。

あくまで文字上のマーケティングしか知らないので、実際に仕事として取り組んだら全く違うのかもしれない。ただ、「やりたいこと」を就活・就職前にある程度確立できたのは商学部のメリットだったと言い切れる。

3.学問、か?

だからといって手放しに商学部を勧められるかと言ったらそうではない。本題はどちらかというとここから。

商学部の中で学べた内容に全くもって不満はないが、"大学"で学ぶべきことなのかは疑問が残る。財務諸表の読み方、消費者心理の紐解き方、イノベーションの起こし方、どれも社会に出たら遅かれ早かれ得られる知識な気がする。

少し先取りして学べた、いわばZ会みたいなものではないだろうか。そう、僕が思う商学部のデメリットは「実学すぎる」ことだ。

せっかく社会的な信用を得つつ何かを学べる場なのだから、社会に出たら学びづらいこと、あえて語弊がある言い方をすれば「役に立たないもの」を全力で学んだ方が楽しかったのではないか、と思う。

フランス文学だったり、哲学だったり、そういうやつ。

役に立たないものに全力で取り組むのはきっと面白いはず。逆張り精神も満たされるし。

このnoteも別になんの役にも立ちませんが、そういうことなので、許してください。


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