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HSPとの普段の付き合い方②

こんにちは、こんばんは。
HSPの自分との関わり方を日々模索中の千葉です。


前回は、
●私生活で1番気をつけている事
●HSPを免罪符にしない
という点で記事を書きました。


今回は、「自分がHSPと知り、周りも一緒だと思っていた事」をお伝えしたいと思います。

みんなが大変な思いをしていると長年考えていた事が、
まさかの特定の人間だけだったという衝撃。

同じHSPの友人とそれについて話したら「あるある!!」と大盛り上がりでしたが、非HSPの方に話すと頭に大きな「?」が浮かんで見えるほど。

また、私は出かけたり知らない人と関わるのは好きな方です。
「でもHSPってそういうの苦手なはずでは?」と思いましたが、
どうやらHSPにも色々分類があるようです。


そこで今回は、
●旅行は準備前からじわじわ体力精神力が削られる
●繊細さを持つHSPだが4つの分類がある
をお伝えします。


なお、私のHSPについて大まかにまとめたものがこちら。
良ければ読んでみてくださいね。

●旅行は準備前からじわじわ体力精神力が削られる

・準備の時点で気疲れが始まる

早くない?と思われた方、本当そうですよね。
でも私たちは旅行前からいろんな事が不安になります。

「足りないものあったらどうしよう」
「天気が崩れたらあれもこれも必要で…」
「旅先で何かトラブルが起こったらどうしよう」
「飲食店どこにあるのかな?トイレとか大丈夫かな?」

こんな事深く考えても仕方ないでしょ!という事ばかりですよね。
HSPでなくても、気にされて荷物がついつい増えちゃう…という方も多いかと思います。

私たちはそれにさらに輪をかけた状態です。

けれど気になってしまうんです。

さらにはこれが2人以上のおでかけになると、さらなる気疲れが発生。
なので私は旅行は基本1人の方が安心します。

・知らない場所の全てが苦痛

知らない場所の音、匂い、雑音、視覚情報、空気感などなど、
びっくりするほど全部苦痛です。

イメージとしては、空の紙コップに揚げ物とかスイーツとか粉もんとかもうあらゆる食べ物がぎゅうぎゅう詰めで一気に食べられない状態。

処理が追いつかないまま、容量オーバーになっています。

一応お伝えしておきますが、
そういった知らない場所のそういったもの、好きなんです。

自分に馴染みのないものや、特に興味のあるものに触れたいです。

でもそれが同時に苦痛でもある。

不思議ですよね。

自分でもこんなに気にして旅行したくないんですが、脳の問題ですからね。
深く考え過ぎないように、そして自分で事前に対策できるだけ対策して出かけてはいます。


・帰宅後は1〜2週間寝込み、発熱する事も

「対策できるだけは対策して出かけている」とは言ったものの、
実際は体力と精神力はボロボロです。

自宅に着いた直後はまだ旅行ノリで動けるのですが、
自分のベッドでリラックスして眠った次の日からがさあ大変。

1日中運動会でもした?という疲労感が待っています。

朝は起き上がれず、日中はいつだって眠れそうなほどの睡魔。
夜は泥のように眠る。

なんとこれが1〜2週間ほど続きます。

正直いって、家事も仕事も必死です。
なんとかここまで進めなくては…!といつもフラフラになりながら最低限こなしています。

また、旅行後2〜3日以内に発熱する事も珍しくありません。

容量オーバーによるダウンです。

遠出も近場も関係なくこれは起こります。
おかげで旅行は年に最低1〜2回程度にとどめるようにしています。

2023.2.22現在は未だコロナ渦のため、プライベートの旅行は行かなくなりました。去年やっと1回行ったくらいです。
発熱するといろいろと怖いですからね。


●繊細さを持つHSPだが4つの分類がある

・HSPでも微妙に性質に違いがある

HSPには実は4種類あります。

①HSP・・・・・・繊細で刺激に敏感。交流を避け、内向的。
②HSS型HSP・・・刺激を求め、外交的。だが繊細さはHSP同様。
③HSE・・・・・・繊細で刺激に敏感。内向的だが交流は好む。
④HSS型HSE・・・繊細だが外交的で刺激も求め、アクティブさを持つ。

私は出かけたり人との交流も好きです。
けれどその後はぐったりと疲れてしまい、寝込んでしまう特徴があります。

これによると私は①のHSP以外が当てはまりそう。

分類については、こちらのサイト様がより詳しく記載されているので、
気になった方はぜひご覧ください。

https://coelog.chuden.jp/child-rearing/high-sensation-seeking-hsp/


・矛盾に苦しんだり楽しんだりしている

「楽しい事をしたいし人とも交流がしたい。でも本当に倒れ込むほどに疲れるからやりたくない。」
そんな矛盾を抱え、私たちHSPは生きています。

自分がこの性質だと知る前は本当にただただ苦しかったです。

辛さを伝えても理解されず、
苦手だから控えて欲しいとお願いしても伝わらず。

親からは「神経質で面倒くさい子」と小さい頃から言われていました。

気にしすぎる自分がいけなんだ。
体力もメンタルも弱い自分がいけないんだ。

そう思って長年過ごしてきました。

でも今は違います。
HSPの存在を知った今は少しずつ対策も取れるようになり、
HSPである自分にちょこっとだけ自信が持てるようにもなりました。

だってこの繊細さでいろんな事を感じ取れるのは私たちだけなんです。

だから今は、それを楽しむ余裕も少しついてきました。

まあまだ全然追いつかずにダウンする事の方が多いのですが。


HSPとの普段との付き合い方2回目、いかがだったでしょうか?

HSPの方はわかるわかる!!と共感してくださっている事と思いますが、
非HSPの方には「旅行で…つ、つかれる…?発熱?ほんとに?毎回?」と思われたでしょうか?

ほんとにほんとです。

逆にこちらとしては「熱出さないの?寝込まないの!?つ、つよい」という感想が湧くばかりです。笑

理解はできなくても、こんな人もいるんだなあ大変だなあと思っていただければと思います。

それではここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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