桃ちゃんがスマホを落とした
桃ちゃんは82歳だけど自転車に乗ります。
10年前くらいまでは、ものすごい自転車乗りで
当時40代だった私より速くスイスイ乗ってました。
さすがに今はのんびりと乗っているけど。
お正月2日の昨日、桃ちゃんは太ちゃん(私の兄)に
お菓子を届けるため、隣の区まで自転車で行きました。
「取りに来てもらえばいいのに」と私は言いましたが
「太ちゃんは忙しいからいいの」と桃ちゃんはいそいそと
出かけていきました。
1時間半後、帰ってきた桃ちゃんの手には
持って行った紙袋がそのままありました。
「兄ちゃんいなかったの?」と聞くと
「うん」
「電話してみたらよかったのに」
「コートのポッケに電話入れたと思ったのになかったの」
チョイ待ち。
電話持って行ったはずなのになかったの?
「電話してみるね」
LINEもちゃんと使う桃ちゃんなので、LINE電話を掛けてみる。
音しないじゃない・・・。
じゃあと普通に電話を掛けてみる。
電源切れてるじゃない・・・。
「ねぇ桃ちゃん、スマホ落としたんじゃない?」
「そんなことないよ。落ちたら気づくもん」と桃ちゃん。
「でも音しないよ?」
「わかんない」
「持っていったの?コートのポッケに入れた?」
「忘れた」
「思い出せない?」
「でもコートのポッケに入ってると自転車こぐとき
邪魔だから気づくよ。気づかなかったからもってってないよ」
「充電はしてあったの?」
「いつもしてるよ。」
「でも電源切れてるよ?」
「充電したか忘れちゃった」
落とした可能性大。
仕方ないので、通った道を聞いて、自転車で太ちゃんの家まで
道筋をたどってみました。
やっぱりなくて、途中の交番に聞いてみると。。。
照会してくれました。
「電源が切れてる」の一言にピクっと反応したおまわりさん。
「電源入ってたのに今電話すると切れてる?」
「はい」
じゃあ届いている可能性が高いね、とすごく一生懸命照会してくれました。
【今日の教訓】
スマホや電話が落し物として警察に届けられると
すぐ電源を切るんですって。
なぜなら、あっちでもこっちでも電話が鳴り続けるから。
なるほど!!!
で、、、ありました。
やっぱり落としてた。
拾ってくれた方は「お礼はいらない」とのことで、
お巡りさんにたくさんお礼を言って引き取りました。
「桃ちゃんスマホあったよ」と電話すると
「えー落としてたの・・・ごめんね。」
やっぱりポケットにいれたことは「わすれちゃった」そうです。
太ちゃんへのお菓子は・・?
結局電話して取りに来てもらいました(笑)
スマホ落としたんだよって言ったら
「あったんだからよかったね」と太ちゃん。
桃ちゃんに似て割りとおおらかな長兄です。
わたしゃ疲れたわ。