蕎麦とウイスキーと6Pチーズと

Twitterをやっていると、たまに良い情報が入る。
BABYMETAL関係でつながったフォロワーさんが、蕎麦つゆに生卵を入れているのを見て、質問したら美味しいですよとのことだったので、今日やってみた。
結果？

最高。

ワサビ入れて、刻み海苔入れて、最後に蕎麦湯を割って呑んじゃったりして、息子と「うまし！」しました。

その息子、13歳。私が同じ歳に、父が天に召された。
父は48だった。自分は今、その父より1つ年上になった。

姉が手術を受けたので、霊的な大人の階段のぼる父にきっと守ってもらえているだろうと思い、何かお供えでもしようかと思い立った。
父はところてんが好きだったと覚えている。
だがタイにそんなものありゃしない。
だから母に父親が生前何が好きだったか聞いてみた。
すると、「お父さんはウイスキーをトクトク言わしながら注いで、チーズを肴に呑みよったよ」とのことだった。
ところてんのことは全く覚えていなかった。

6Pチーズを買ってきた。
ウイスキーは買い置きのBLACK NIKKAがあった。
おら、ウイスキーもチーズも好きだ。
やったね！堂々と飲める食べれる。られる。

遺影にお供えして、一緒に呑んだ。
きっと、成人した俺とこうしたかったんだろうな。
ちょっとは親孝行できたのかな。

親父の歳を超えた時、これからは自分のために生きていこうと決めた。
それが親孝行というか、親が自分に望んでいたこと。
そう。親は子供に幸せになってほしいのだ。

子供は3人いる。みんなに幸せになってほしい。
でも、それと同時に、自分は子供の犠牲にはならないし、自分を痛めつけてまで子供のために何かすることはない。
だって自分が大事だから。親が大事にしてくれた自分を、自分自身が大事にしなくて何が親孝行だ。

そんなワガママな理屈で、ウイスキーのウーロン割りで6Pチーズ2個食べたった。
親父の代わりに呑んだった。食べたった。太ったった。幸せにちょっとなったった。