見出し画像

生活に溶け込む自転車がある暮らし

やっぱり自転車は楽しい!

私はロードバイクを持っています。
最近はあまり乗っておりませんでしたが、以前はよくロングライドなどサイクリングに行きトレーニングに使用したり、景色や出先などで食事など楽しみました。この機会や町内サイクリングイベントに参加し自転車の素晴らしさを再確認しました。

実は今回の渡欧は自転車を持っていきませんでした。予算を軽減したかったのと荷物をコンパクトにしたのが理由です。これが後に後悔を産む結果となるくらい…ノルウェーの自転車生活は暮らしに大きく溶け込んでおり自転車好きにとってはとても素晴らしい環境でした。

正直、自転車のある生活はとても楽しかったでした!

このように自転車文化が発展している地域や国などに行くのであれば、やはり自転車を持っていた方が行動範囲が増え、また買い物や移動など長期の滞在であれば逆に経費削減が行えるのではないかと感じました。

輪行に使用する際にはこちらのメーカーを次回購入したいと思います!
QBICLE「BIKE POTER STD(キュービクル バイクポーター)」

現地の様子など伝わったら嬉しい思い、今回は写真を多く載せてみました。

ノルウェーの自転車環境

アレックスくんからお借りした「NAKAMURA」というノルウェーのメイカー。
前輪にFOXのサスペンションを搭載しダートな道でもタフに走ってくれる。
Slemdal付近の様子。この奥が少し急な林道だが小川もあり大変綺麗な小さな森であった。このように土のような道路があちこちあります。タイヤが細いとアスファルトに対する摩擦抵抗が低いためスピードが出るが衝撃は強いです。しかし、タイヤが太いと抵抗が多くスピードは出にくいがダートな道だと衝撃を吸収してくれるので、マウンテンバイクや最近流行りのグラベルバイクなどは大変便利でライダーも多くいた。
しかし、ヨーロッパでは大会などで盛んなシクロクロスはあまり見かけなかった。
ローラースキーの練習は公道も使用していたため自転車などで追従し動画撮影などコーチングはもちろん、飲み物や補食などを携行し選手のサポートを行なった。道路は基本、割れ目などもなくアスファルトは綺麗に維持されている。
前に大きなカーゴがある自転車。私が気に入っていたカフェの向かいの道路は交通量も多かったため様々な自転車を見かけた。
日本だと後ろに乗る人数が一人の場合が多いがこちらでは二人も乗れるスペースなどがある。ほとんどの自転車は電動アシストだった。駐輪する際は皆、鍵をかけバッテリーを外して駐輪していた。
こちらはMidtstubakken付近でツーリングを楽しんでいる家族の様子。父親は子供の自転車をも携行している。こうして改めて見ると人だけではない携行する範囲が広いためとても迫力を感じる。
ダウンヒルも楽しむ事ができる貴重な環境。山頂にある駅まで自転車を乗せて電車に乗り、下の駅までものすごいスピードで下ってくる。スキージャンプ台の横に自転車用のジャンプ台もあった。森の中に行くとこのようなものが更にたくさんあり彼らもこうして自然の中で行うスポーツも様々な形や様々な環境で自由に楽しんでいた。電車をリフトのように使い何度も利用しこうして楽しむ。
Olympiatoppenの敷地内にある陸上競技場。自転車とは別だが母親と思われる方が子どもを連れてインターバルトレーニングをしていた。ベビーカーの車輪が大きくタフな道も乗り越える事ができる優れもの。こうしたベビーカーの設計にも驚いたが、幼い子供を連れて練習する母親のランニング好きにも驚いた。しかもグループでいた!

中国の電気バイクと電気自動車

荷物を乗せる自転車だろうか。荷台が大きくサスペンションもしっかりしているが車輪は馬車のように見える。
こちらは自転車ではないが、気になったため撮影。どうやらバッテリーで動いている様子。多分これを使用する目的は環境面より経済的な印象だ。
荷台にも人を乗せ移動の手段として欠かせない。個人的にヘルメット&シートベルト無しは少し怖い…
自転車の横に止まっていた世界でも有名な電気自動車「テスラ」
とても静か力強い。特に加速などパワーはエンジンと匹敵するくらい力強い走り。
日本の約7割は化石燃料(石炭・天然ガス・石油)であるが、同じ電気でもどのように発電しているのか各国の発電方法も気になる。

様々な交通ルール

ノルウェーを題材にしておりますが、中国も大変面白かったためご紹介いたしました。
ノルウェーと中国は左ハンドルの右側通行。日本とは真逆です。また、ノルウェーの市街地ではもちろん信号機も多いですが、少し離れると逆にロータリーが多く信号機が少ないです。自転車は車と同じルールで走っていました。私は市街地など交通量が盛んな場面での交通ルールに少ししか慣れていなかったため二段階「左」折を行いました。地元の方など慣れているライダーやロードバイクに乗っている方は、車に乗っているような感覚でスムーズに乗っていました。

安全面

様々なルールがある中で、ノルウェーはヘルメットの着用が徹底していた様子。私の個人的な印象ですが、自転車に乗る老若男女の9割以上の方々がヘルメットを着用している印象です。
しかし、自転車に乗るものや、今流行りの電気キックボードに乗るものでもヘルメットをしていない方は稀におりましたが、その殆どが大人でした。特にキックボードを乗る大人は殆どヘルメットをかぶっていませんでした。
これはレンタルが主だからだと思います。システムを詳しくは分かりませんが、キックボードが道の途中に置いてあるのをよく見かけました。スタンドがあるので自立します。利用したい人はアプリでそれらを読み込み支払いレンタルするそうですが、それらにはヘルメットまでは備えていませんでした。市街地に行った際、ヘルメットも装備してあるレンタル電気キックボードを一度見かけましたが、それ以降見かけることはありませんでした。子どもたちの中で電動キックボードを購入し持っているものもおりましたが、その子達はほぼ皆ヘルメットをかぶっておりました。

しかし、中国ではヘルメットをかぶっている人はほぼゼロです。一度だけロードバイクに乗っている方を見かけましたが、その方のみヘルメットをかぶってました。あとは皆、自転車はもちろんバイクでさえヘルメットをかぶっておりませんでした。

価値観の違い

だからと言ってどれが正しいとか間違っているとかは私は気にしておりません。それぞれの考え方や価値観、それぞれのルールがあるので私は気にしておりません。
しかし、「全く」ではありません。
なぜならそれらの恐怖を知っているからです。もしその環境に身を置くとなれば車と同じルールのノルウェーでも交通量が多ければ自転車から降りて歩道を渡る時もあれば二段階「左」折しました。
中国では自転車や自動車を運転する機会はなかったものの、現地で車を運転する機会があるのであればその方が転んでも大丈夫なような距離を取るくらいきっと大きくよけるでしょうし、また少し減速しながら追い越すかと思います。

リスク

一番は安全に移動することが重要かと思います。冬になると「視界が悪い」「道路が滑る」「夕暮れが早い」などリスクが多くなります。車に乗る際は早めの点灯をし、慣れない道はゆっくり走る。自転車に乗る際は明るい服装や電気や反射板など光るものを多くつけて目立たせて存在をアピールするなど、相手を驚かせたり不安を与えないよう互いが気持ちよく移動できるように工夫を凝らしたいと思います。

「これくらい」と思う方もいらっしゃるかと思います。当たり前なのですがとても大事なことかと思いますので、啓発運動も含めて安全に楽しく自転車ライフ&自動車ライフを過ごせたらと思います!

全てとは言いませんがある程度はリスクマネージメントも重要なのかと感じました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集