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どこに行ってもクロスカントリースキー!

ノルウェー人はスキーを履いて生まれてくる!

と、言われるくらいスキーの文化が生活に溶け込んでいます。私たち日本人は自転車を移動手段として使うことがありますが、彼らももちろん自転車の使用頻度と同じくらいスキーを移動手段として使用します。

クロスカントリースキーって何?

ご存知かと思いますが、ここでお話しするクロスカントリー(クロカン)スキーとはこちらです。

夏もスキー!

今回渡欧したノルウェーの首都オスロのクロスカントリースキーを使用した文化をご紹介したいと思います。

撮り逃した場面も多々ありますが、それでも多分2日に1回は道路でこうしたローラー練習などをしている方々に出くわすくらい、スキー文化が生活に溶け込んでおります。

また、ノルウェークロスカントリー競技女子選手で有名なJohaugもHolmenkollen付近に住んでいるため、彼女が公道で行うローラースキー練習を偶然見かけることができました。記録には残せませんでしたが、小さな体ではあるがとても強くしなやかな動きで、猛スピードかつ高速ピッチで急な上り坂を駆け上がっていたのがとても強く印象に残っています。

それでは今回学んだノルウェーのスポーツ文化ローラースキーの様子をご紹介したいと思います!

Holmenkollenクロカン会場。
この日は多くの年代の選手が集まり記録会のようなイベントが開催していた。
Holmenkollenバイアスロン会場。グラウンドの反対側。
この日は多くの幼い選手が集まりバイアスロン(銃を背負いクロスカントリースキー競技を行う)が開催されていた。
また、射撃とユニホックが行われ、参加した選手たちはとても楽しそうに行っていた。
Olympiatoppen敷地内。
強化選手が利用できる施設で宿泊施設はもちろん、学校やトレーニングルーム、陸上競技場、サッカースタジアム、ビーチバレーなどある。
近くにはアパートやスーパー、湖などがあり選手たちの強化や、学生の学び、プライベートの時間も充実している。
Holmenkollen付近の公道。
こちらは公道でもローラースキーが可能のようです。詳しい公道のルールは分かりませんが、選手ではない市民などもローラースキーを楽しむ。
私が住んでいたSlemdal付近。
めちゃ格好いい髪型の女性。後日スーパー偶然会った際にはニ児の母ということが判明!
彼女はインラインスケート(ローラーブレード)を楽しんでいた。
私が住んでいたSlemdal付近。
190cmくらいあるのではないかと思うくらいの長身!
この2週間後にノルウェー国内のローラー大会が開催されこの週は選手たちが練習する姿をよく見かけた。


私が住んでいたSlemdal付近のHolmendammen。
学生でしょうか。クラシカル走法で競技を行う。
私が住んでいたSlemdalメトロ駅前付近。
勤務先から帰宅途中だろうか。移動手段として使用する姿も見かける。
スベーダ選手。彼はYouth Olympicに選出された期待の選手。
スベーダ選手のサポートに自転車で追従。この日は雨で私たちも大変タフな練習であったが、ビデオを撮ったり水分や補食などを携行し彼らのサポートを行なった。
彼らのスピードはとても速いので、マウンテンバイクで追従は必死。
山も楽しいがロードも楽しいので、個人のロードバイクを持って行ったら良かったと後悔。

発展するスポーツ文化

私が最初のお世話になったジャンプ台近くのHolmenkollen(ホルメンコーレン)は少し山の上の方に位置します。近くにメトロが通っており、こちらは自転車を折り畳まず携行することが可能です。
トレイルランニングなどランナーや今回ご紹介したローラースキーなどスキーヤーはもちろん、移動手段だけではない様々な形で彼らはメトロを利用しています。

マウンテンバイクやロードバイクなど彼らはよく携行しますが、特にダウンヒルバイクでは山の上まで乗車してそこからとんでもないスピードでジャンプ台近くの山を下りそれらを楽しんでいました。
こうして様々なスポーツを楽しむ選択肢など環境が整っていることに驚きを感じました。

次回はロードやマウンテンバイクはもちろん、電動自転車やカーゴバイクなどノルウェーで発展する自転車事情をもう少し詳しくご紹介したいと思います!

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