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娘たちへ

折に触れて伝えなければと思うのだけど、ふたりとも、思い切り好きに生きて欲しいです。

何回も伝えてきたから、今更わかってるよ、という言葉が返ってきそうだけど、それでも何度でも、言葉に出して言っておかなければと思うのです。

私自身が、私の意思を確認するためでもあるのかもしれません。何度でも言います。

好きに生きてください。


でも、助けが必要なときは、必ず、私や、信頼できる人に助けを求めてね。

死にそうになる体験もあるかもしれないけど、なんとかそこは、死なないギリギリまでにしておいて、なんとか生き延びてください。

それはほら、やはり、あなたたちを愛する人たちが、この世界にはあまりに多すぎるから、あなたたちが早く行ってしまったら、寂しがる人がたくさんいるわけです。

助けることができなかった、と、悲しみ苦しむ人たちがたくさんいるわけです。

もっとあなた達と、楽しい時間過ごしたかったなと、思う人たちがたくさんいるわけです。

あなたたちから助けを求めてもらえて、嬉しい人たちが、必ずいるわけです。



生きている間にできる新しい体験、幸せな体験は、あなたたちさえ探し続ければ、ほんとうに、キリなくあります。

1人の人間が生きている間に、世界中に存在するすべての本を、決して読み終えることができないのと同じように、体験にも、終わりは決してありません。

だから世界に、自分に、期待し続けてください。行動を、探し続けることを、止めないでみてください。


ただ、快楽と至福の違いには、敏感でいてください。

どちらがいい悪いとか言いたいわけではありません、ただ、どちらを自分が体験しているのかについては、自覚的であってください。


疲れた時はもちろんゆっくり休んでください。
めちゃくちゃに自分をねぎらってください。

何もない時間、自分以外は誰も自分を見ていない時間が、あなたに与えてくれる豊かさを、安心して享受してください。



自分の幸せの答えは、自分にしか出せないから、心の声、身体の声をよく聞いてね。



私はあなたたちがいなくても、幸せに生きたと思うけど、あなたたちという素晴らしい存在が居るおかげで、めちゃくちゃに幸せです。
自分一人では決して得ることのなかった、唯一無二の宝物を、たくさんいただきました。

私の子どもたちに生まれてきてくれて、ほんとうにありがとう。


どこにいても、何をしていても、あなたたちが元気であることと、幸せを祈ります。



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今朝、喫茶店で一人で作業をしていたら、すらすらと出てきた言葉を綴ってみた。

いつか必要な時に、娘たちに届くかもしれないと思って、人から見える場所に置いてみました。

読んでくださった方がいたら、ありがとうございます。

タイトルを、娘たちへ、としましたが、「あなたへ」と変えて読んでいただいても、良いと思っています。


娘たちからは、これを読んでも「わかってるよ」って言葉が返ってきそうですが、それでも私が言いたいから、言うんです。ここに残しておきます。

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