「度無しピンクのレンズが入った眼鏡と、度ありピンクのレンズが入った眼鏡をつくる。」と言って、視力検査でAA判定となった娘がつくった眼鏡。
自分で自分の見たい世界を作る。
これが全て。
大きな声で言いたい。
これが全てなんです。
この事を書きたくて、このnote書きます。
6月18日に書いたnoteの続編です。
10歳になった娘。カラーレンズ度無しの眼鏡をかけるまえの視力検査ではAとB。またはBとBの時もありました。(最近の小学校の検眼の表し方は度数ではなくABCDです。)
ものは二つに見えるものではない。と知った娘は、眼の調節をするように(出来るように)なり、遠くの文字をぎゅっと眼の筋肉を使い一つに見る事をするように(出来るように)なりました。なので、今まではぼんやり見ていて見えていなかった文字が見えるように(出来るように)しました。そして、つい先日あった視力検査で裸眼でAA判定になりました。
かっこを使って書いているのは、彼女の遠視の眼で見る見方がわたしの近視の眼で見る見方とはまるっきり違っているからです。そして近視のわたしから彼女の見方がわからないのです。だってそう見たことないから。
AA判定なのに眼鏡あり???って疑問が湧いて来ます。なんで眼鏡いるのーーー?ふたつもーーーって。近視のわたしの見方から考えているからです。
遠視=眼が良い。と思っていた近視のわたし。
眼を通していろんな方にお会いしていく中で、遠視はよく見えているのではなくむしろ見えていない。近くも遠くも常に調整している眼ということを知りました。ある人はちょっと頑張って、ある人は凄く頑張って。
神話的に、度数って一つって思っている。
視力検査で出た一つの結果を持って、自分の目の度数を表して来ました。
実際は、距離によって度数は変わります。自分で自分の見たい世界をつくることが出来るのはこの事を知る事からスタートです。
AA判定が出ているのに、度無しカラーレンズ入り眼鏡と度ありカラーレンズ入りの娘が作ったのは、手元の調整はききやすい。度無しでいい。けど黒板は頑張れば見えるけど頑張るとしんどいのでサポートの度入りが必要。教室の壁は白くてLEDライトで明るく調整されている。どちらもカラーのサポートは必要と自分で決めました。
眼鏡を作る予定のなかった娘が、わたしの眼鏡測定について来て遊びで検査をしたいと言い、検査にあったレンズを入れました。すると「度無しでピンクのレンズが入った眼鏡と、度ありでピンクのレンズが入った眼鏡をつくる。」と言ったのです。視力検査でAA判定となったのに!
前回は娘の度無しでピンクのレンズが入った眼鏡の感想を書きましたが、今回は度ありでピンクのレンズが入った眼鏡を使いだしての感想を今聞いてみます。
● 黒板が見えやすい。
● 耳に先生の話がよく入る。
● カラーが入っているから明るい電気の下でも見える。
● 学校でテレビを使って授業をすることがある。暗くしてテレビを見た後電気をつけると目がちかちかしていたけど、今はもうない。
● 毎朝眼が痛かった。みんなそうだと思っていた。今はもう朝眼は痛くない。
眼鏡は環境です。
眼鏡をかける事で見える世界を知る事で、娘の世界は変わりました。
と一つ目の眼鏡をつくった時に書きました。ふたつ目の眼鏡で娘は自分のみたい世界をつくったのです。みたい世界の答えがあるのは娘のなかにだけ。
自分の目を知ることは自分を知る事。
自分の視力や見方を理解することは自分を理解する事。
眼鏡はそれぞれに合った環境としてつくるもの。
眼鏡に正解なんてない。
その人の見たい世界を作る。
答えはすべてその人の中にある。
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