親の責任 「子供の育ちを妨げない」そして「環境を整える」
パープル30のイノチグラスをかける娘
親の責任は
子供の育ちを妨げない
そして環境を整える
娘10歳、ただいまパープル30という濃いいパープルの度無しカラーレンズで授業を受けています。濃いパープル、女優のサングラスの様な色です!
「ものは二つ見えると思っていた!眼は二つあるから。」娘もうすぐ10歳。
というnoteを書いたのは3か月前。
度なしピンクのカラーレンズ、度ありピンクのカラーレンズの二種類のサポートを受けてから3カ月、順調に娘の目は発達しています。今では、ものは一つに見えるという事を知り、物を二つに見たり、一つに見たり自在に目を使うようになり、学校の視力検査でも (B) から見える (A) という診断になりました。
眼鏡をかけると、更に目が悪くなる。と思っていませんか?娘の目はイノチグラスを手にして3カ月で (B) から(A)になりました。
視力検査で(A)になった娘はパープルの30でどんなお困りごとを解決しているのでしょう。
目の見え方を理解するには
遠方視力と近方視力を知ることが大切です。
視力検査をして視力が出ます。視力は一つと思われがちですが距離によって視力は変わります。最低でも知っておきたいのが遠方視力(約5m)と近方視力(約30〜50cm)です。
娘の目は「遠視」。遠くのものはよく見えるけど、手元が見えにくい。遠くも近くも眩しければ見えない。という目です。
そして今、娘がかけるイノチグラスは度無しパープル30。学校の授業中だけそれもノートや教科書に向かうときだけと本人が選び使用しています。近方視力用のイノチグラスです。
真っ白い壁に囲まれた教室、LEDの光が明るく照らす中で白いノートや白い教科書と向き合う。白は全ての色を反射するために眩しさをお困りごとに持つ人にとっては眩しすぎる色になります。
なぜ、白が眩しいのか?白だと集中できなかったり、目の疲れが出るのか。
色を見る目のしくみ
まず、目に届いた光(色の情報)は、網膜の視細胞が捉えます。
網膜の中心にある「黄斑」は「錐体細胞」と「杆体細胞」の2つからなっていて、「錐体細胞」は主に色や形を見分け、「杆体細胞」は主に明暗に反応します。この2つの視細胞によって、人は色や明暗を認識します。
こどもの「遠視」の場合、この視細胞が発達途中にあり光の情報が処理出来ずに、見えない。見えにくい。という状態が生まれます。
視力検査でAが出たとしても、それは光の情報を処理が出来ているかどうかの判断は出来ません。
光の情報の処理が出来ていますか?
目が見えにくい。
見えない。
というお困りごとをイノチグラスの度数とサポートカラーで解決したわたし。
集中力が落ちる。
字が四角の中でバランスよく書けない。
という事がお困り事だったという事に気づきイノチグラスの度数とサポートカラーで解決した娘。
自分の見たい見方を度数で調節して、「眩しい」という光の情報を処理しきれていなかったお困りごとをサポートカラーで解決しているのです。
イノチグラスは環境です。
目にフォーカスして書いています。
見えないという部分的なお困り事が、身体全体や生活に大きく影響します。
身体の不調やお困り事と無縁という事はないでしょう。
自分だけではなく家族や友達。そして子供。さまざまなお困りごとを持った人が身体を駆使してひとつの社会をつくりあげています。
人と人が分かり合うためには、相手の体の特徴を知ることは必要不可欠だとイノチグラスに関わり出して強く思うようになりました。
その人とコミュニケーションを取るのに、その人の背景を良く知る事が大切なように相手がどのような身体を持っているかを知る事が大切なのです。それが問題として出ている出ていない関係なく寄り添う。
イノチグラスは環境です。
自分の目の使い方や特性を知る事、家族や子供の目使い方や特性を知る事でどんな環境が必要かがわかります。
子供に対する愛の表現としての大人の責任
子供に対する愛の表現としての大人の責任は
子供の育ちを妨げない
そして環境を整える
と考えています。
そしてその表現に合う道具としてイノチグラスを選択しています。
「子供の育ちを妨げない。」
眩しさがお困りごとを生んでいた状況を知り、
「環境を整える」
お困りごとを解決する環境を整える。
イノチグラスを使った環境づくりを娘の目を通して学んでいます。