ガンダム素人は一つ目小僧がお好き│ひとりアドベントカレンダー#12
【おことわり】
以下はガンダム素人による寝言です。真に受けないでください。
ガンプラことはじめ
《機動戦士ガンダム》という一大コンテンツには全然詳しくないけれど、身の周りには、ガンダムシリーズに登場するモビルスーツのプラモデル=ガンプラを作っている人が多かったので、ガンプラのことが気になっていた。なんで人はそんなにガンプラにはまるのか。本の虫が「積ん読」をするがごとくに、ガンプラマニアも「積みプラ」をしてまでガンプラを収集するらしいではないか。
ということで、物は試しと作ってみた。
▲うちのザクⅡ
「ファーストグレード」と呼ばれるこのキットは、1/144スケールと小型で、まだ金型を使って部品を生産していた時代のキットを復刻したものらしい。マニア垂涎というべきか。
一つ目小僧のモビルスーツさんたちかわいい
当の私はというと、「値段が安い」と「一つ目小僧だからかわいい」という理由だけで、このザクⅡを人生初ガンプラに選んだのである。黄緑色っていう機体の色の選択がまずかわいいし、そこにピンク色の単眼が搭載されている。ちょっとすっとぼけた、何考えてるかわからない感じがたまらんではないか。塗装もなんもしないでとりあえず作ってみたが、完成してみてもやはりかわいい。
その後、次なるガンプラをウェブで検索したり、ガンプラの箱絵を手掛けた開田裕治の展覧会なんか見に行ったりしても、心ひかれるのは単眼(モノアイ)のモビルスーツばかり。
やはり、一つ目小僧のちょっとしたお化け感・異形感、それでいてどこか憎めない感じがいい。
主役のガンダムタイプだとそうはいかない。眼がふたつ備わっているロボット(※モビルスーツをロボットだと言うと怒られるらしいけど、広義にはロボットだと思うからどうか怒らないでほしい)なんざ、カッコいいに決まっている。そんなことは普通である。
対して一つ目小僧はどうか。サイクロプスのようにあからさまに怖くはないけれど、一つ目だからこそ湧く愛着、感じる不気味さ、カッコよさがあるではないか。
ガンダム素人、好きな一つ目小僧たちを挙げてみる
▲アッガイ
チョコレート色の一つ目小僧。ムクムクしてて、なんかの甲虫みたいでかわいい。(事実、かわいいモビルスーツとして一部ではミーム化しているらしい)
▲ジュアッグ
単眼にしてこの風貌、まさに妖怪!いつもは好々爺だけど、戦場に出ると老獪な戦士になるタイプだ。
▲ゾック
こないだTOKYO MXでちょうどアニメ《機動戦士ガンダム》を放送していたので見てみたら、このゾックの登場回だった。ずんぐりむっくりしていて、そのうえ、アニメだと太くて柔らかい描線でのそのそ動くから、どうしようもなくかわいかった。崖の下?からガンダムの前にひょっこり顔をだすところも大変キュートであった。すぐに撃たれてしまったのでかなしい。
▲1/144 MS-18E ケンプファー (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)
このケンプファーというモビルスーツも一つ目小僧だ。細身!装備がごつい!寒色でコーディネートされた機体がかっこいい!そしてやはりかわいいピンク色のモノアイとのギャップがたまらん。この箱絵の原画を開田裕治展で見たのだけれど、開田氏によるとこのケンプファーの絵では、東京・四谷のようすを背景のモデルとしているらしい。
▲グフ
いいですね、人相の悪い一つ目小僧。ツノとかトゲとかもわかりやすく悪そうで大変良い。
さいごに
以上はガンダム素人による寝言です。ガンダムファン、ガンプラマニアの皆様、怒らないでください。アッガイよろしく体育座りで反省しますから。なお、「黒い三連星はどこいった」「ゲルググがいないぞ」「私はザクタンク推しです」「ドムはかわいい」などのお言葉は甘んじて受けます。
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