情けは人の為ならず
木の枝の書道
『卹』
8画
辞書で調べるまではまったく読めない漢字
辞書の後半はこのような難解な漢字が多いです。
しかしこの画角がどうしてもよかったのです。
反転させてみたのですが、この向きだとどうしても納得いかない。
「至」に近かったけど、至の場合上部がクロスしてチューリップみたいになっているからどうも違うのよね。うーん
『卹』ってwebで漢字表記できるのかなと検索してみたら出てきた!すごい。
シュツ・ジュツ・あわれむ・つつしむ・めぐむ
といったが読み方があるそうです。
古代文字だとこんな感じ。
血へんなのですが、殆ど同じ意味で心へんのタイプもありました。
心へん(りっしんべん)のほうは後からできたものだとか。
血へんのつくタイプの意味合いとしてはあわれんで金品をめぐむといった意味らしいです。
または固く心に誓う(血盟)とも。
制作と同時に勉強になります。
今回の拠出もこの木から
「召」「為」に続いて3作目
そういえば漢字の成り立ちには意外とおっかない成り立ちが多いとかって読みました。たくさん制作を続けていって辞書から選んでいくうちに、おっかない文字がいずれ残って選ぶことになるのでしょうね。