救急患者対応戦記
みなさん救急に受診するってゆうとどんな状況を想像しますか?
こんにちは、救急室で勤務してますちあきです
コロナの物騒なニュースが連日世間を騒がせていますね
発熱の対応が地獄です
最近はコロナのせいもあり微熱でも不安で受診される方が増えましたが、コロナが登場する前も結構微熱で受診って方いらっしゃいました
「微熱じゃ受診したらあかんのかー!お前は職業がらわかってかもしれんがこっちはわからんねーん!」
って言われちゃいそうですね
もちろん受診いただくのは結構です
しかしこちらの言い分も聞いてもらいたくなることもあるんです
患者さんみんながってことではないです
一部の方ですがやっぱり
「聞いてーーこんな人おってん」
って言いたくなる人いるんです
聞いて欲しくてこうやってnoteに書いちゃってるんですけどね
*『』電話「」実際の会話を表します
患者さん)
『熱があるんです。受診してもいいですか?』
私)
『いつから何度ぐらいの熱があるんですか?』
患者さん)
『わかりません、でも高熱なんです』
私)
『では、詳しくは直接お聞きします。重症度の高い方がいらっしゃる場合待ち時間が発生する場合がありますが良ければいらして下さい』
一人暮らしだと体温計を持ってないことも多ししんどさは個人差があるので来院してもらったのですが、、。
患者さん到着
私)
「では熱計りますね」
患者さん)
「はい、とにかく高熱なんです」
37.2℃
私)
平熱低いかもしれないし
「普段平熱は何度ぐらいかわかりますか?」
患者さん)
「36度代です」
私)
「では順番にご案内しますのでお待ちください。」
患者さん)
「え、すぐ見てもらえないんですか?」
私)
「今救急車が到着しており、その方が重症ですので先生はそちらの方を優先に診察しています。またお声がけしますのでお待ちください。」
患者さん)
「救急車で運ばれたらすぐ診てもらえるんですか?」
私)
「状態により医師が判断しますので一概には言えません」
患者さん)
「じゃあ今ここで救急車呼んだら他の救急車じゃない人よりは早く診てもらえますか?」
私)
こんだけ喋れたら大丈夫だし、ってゆうか病院に自分で来れないレベルの人が救急車使ってるんですけど、、、あんたもうここまで来れてるやん
って言葉を飲み込み
「救急車は地域により台数が限られています。病院までご自身で来れないほど重症な方に利用していただきたいので既に来院しているのであれば必要ないかと思います。医師に確認しますのでこちらでお待ちください」
患者さん)
「。。。」
私)
無視かよ!
「先生、ウォークイン(救急車以外の受診者)の患者さんいらしてます。」
医師)
「次診るからちょっと待ってもらってて」
救急隊からの電話
私)
『〇〇病院救急室です』
救急隊)
『あの、、、間違いかもしれませんが、そちらの病院の患者さんから救急要請があったんですが転院ですか?✖️✖️さんって方なんですが』
私)
電話しやがった
『いえ転院の予定はないです。こちらで対処いたします。ご迷惑おかけしました。すみません。』
医師)
「救急車もう一台来るん?」
私)
「来ないです、さっきのウォークインの方が呼んだので救急隊から確認の電話が入ったんです」
医師)
「なんで!?もう病院おんのに!?なんで呼んだん!?」
私)
「さっき今救急車の対応してるから待ち時間あること説明したんです。そしたら救急車やったら待たんでいいと思ったのかもしれないですね」
医師)
「そんなことある?熱高いん?」
私)
「37.2です他のバイタル安定してて基礎疾患ない30代の方です」
医師)
「え、、救急車で来ても後回しにすんでそんなん。ちょっとなんで呼んだんか聞いてみるわ」
この後診察の時にこの患者さんと先生は大喧嘩してました。
そんなけ声張れたら元気や大丈夫
安心して帰宅を勧められそうです
救急車の適正利用にご協力」お願いします
本日のタイピング練習
スコア55
レベルE+
ありがとうございます!このサポートを栄養にこれからも頑張ります‼︎