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バイオハザードで英語を学ぶ -バイオ2自爆装置編-

本日3つ目の記事投稿ですよ、何という暇人。

私、中学~大学くらいまでバイオハザードで英語やってたんですよ。SVOって何?とかthat節って何?とかふざけたことを言いながら英語がそれなりに得意科目の座を維持できたのはバイオハザードのおかげと言っても過言ではないです。

そんなわけで、バイオハザードの英語について書きたくて仕方ないので、シリーズ化して色々書こうと思います。そのうちマガジンを作る

今回のテーマは簡潔に、バイオハザード2(リメイクじゃないやつ)の最終ステージの研究所で流れる自爆の警告アナウンスです。

サムネが若干仰々しいですが、音声だけなので怖くないやつです。

この動画で件の台詞がきっちり流れているのは冒頭15秒だけなので、聞くのはそこだけで大丈夫です。

メッセージ全文

The self-destruct sequence has been activated.
Repeat, the self-destruct sequence has been activated.
This sequence may not be aborted.
All employees proceed to the emergency car at the bottom platform.

たったこれだけなのに出てくる文法が濃いよ!

1つ目と2つ目の台詞は同じものを繰り返してるだけです。
というわけで実質3つの文があるのですが、使われてる文法項目を見てみましょう。

1つ目と2つ目: 受動態の現在完了(三単現のs付)
3つ目: 助動詞と受動態
4つ目: 肯定文に見せかけて命令文

Wow, どれもこれも用語だけ見るとゴツいです。超難しそう。

言うてこんなんhas been activatedとかmay not be abortedとか何回も聞いてれば嫌でも覚えます。こまけぇことはよく分かりませんが、最後の過去分詞入れ替えればええんとちゃう?(鼻ほじ)みたいなノリです。

意味としても、has beenが使われているのは「自爆装置が作動した」⇒「今現在、逃げないと氏ぬ」という形で現在まで影響が残ってるからですが、そんなよく分からないこと考えなくてもゲーム中でこの警報なってる中一目散に脱出しようとしてれば状況は嫌でもわかります。

無事研究所から脱出して、友達に「あの時自爆装置が作動しちゃってさぁ」とか言ってドヤ顔で武勇伝語りたかったら過去形にしてhad been activatedとかにすれば多分イケます。こまけぇことはよく分かりませんし超適当ですが、なんとなく良さそうです。

mayは「して良い」とか「かもしれない」みたいな意味を学校では習いますが(それ以外も習ったかもしれないけど、私は覚えてないです😂)、ここでは可能性を示しています(「かもしれない」も可能性といえば可能性ですが)。

may and might: possibility
May and might are often used to talk about one kind of possibility: the possibility('chance') that something will happen, or is happening. Might is not the past of may; it suggests a smaller (present or future) probability than may.

Practical English Usage(Michael Swan) 377ページより引用

may not be abortedはつまり、「自爆装置がabortされる可能性はゼロ(だからつべこべ言わずに逃げろ)」ということになります。自爆装置を自由に止められたら主人公が急いで脱出する必要なくなっちゃいますからね。ちなみにabortは英検1級単語らしいです。

また、命令文は「動詞から始める」と教わりますが(少なくともワイはそれ以外記憶がない^p^;)、命令の対象をはっきりさせるために主語を置く場合もあるようです。この警報は施設内の不特定多数に対して発せられていますから、誰に向けた警告なのかはっきりさせる必要があります。これは納得ですね。

The imperative does not usually have a subject, but it can be used with one(a noun or pronoun) if it is necessary to make it clear who is being spoken to.

同上、314ページより引用

sequence, activate, emergency等も多分受験用の単語帳とかに載ってるんじゃないですかね🤔

そんな感じで、バイオハザードのブチ込みで多分大体の文法がカバーできると思います😂 語彙も増えます😂

ぶっちゃけ難しい文法説明は未だによく分かっていませんが、実際の文をボコボコ頭に放り込んで行けば何となく分かるようになる気がします。

中学生の頃に「"Biological Weapon"も載っていないとは何てつかえねー辞書だ🙁」とか言いながら薄い中学生用の辞書を投げ捨てて(投げてはいないが)、さっさと大人用のフツーの辞書を買ったのでむしろ語彙の範囲は普通の中学生のものより広がってたかもしれません。



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