![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153028443/rectangle_large_type_2_2fa30ef095de8d5065b54973b96ad948.png?width=1200)
「許す」を英語で? 日本語訳を覚えた時のトラップ
注: この記事には不必要なまでに(いや必要なんだけど)バイオハザードのYoutube動画が貼ってあります。サムネイルはそこまで怖くないと思いますが、一応最初にお知らせしておきます。
だいぶ前にどこかで見た記事に↓のようなものがありました。
日本語の「許す」にあたるpermit, excuse, forgive, allowの違い
多分4年か5年前に見た記事だと思うのですが、あんまりそういう意識をしたことがなくて新鮮に感じたのでよく覚えています。
その記事によると、確か
permit - 公的に許可する
forgive - 個人的な感情で許す
allow - 状況的に可能にするという意味での許す
excuse - 忘れた^p^
みたいな感じでした。excuseがなんて書いてあったかは忘れました。
とりあえず全部日本語にしたら「許す」らしいです。ワイallowに許すのイメージがあんまりないのですが。
ワイ的 forgive 認識
いきなりバイオハザードで恐縮ですが、この動画の4時間30分14秒あたりに↓の台詞があります。(特に怖いシーンではないです)
I know I've been a terrible mother but I still love you. Forgive me...
このシーンで大体感情的な許しなのはわかりますね、確かに。
ワイ的 allow 認識
またバイオハザードなんですが(これ以外に台詞をポンポン思い出せるほど聞き込んだものがない😪)、この動画の26:15秒あたり(特に怖いシーンではなry)に
I will not allow you fools to escape, this is what you get for trying to oppose me, now feel my revenge!
えっ、意味が分からない? バイオハザードコードベロニカとかで適当にググってください^p^;;
これは感情的な許しでも公的な許可でもなく、「逃がさねぇぞてめぇら(#^ω^)」みたいな意味ですので、要はescapeできないようにするということです。文脈的にあんまり「許す」という訳語のイメージがないです。どっちかっていうとletに近い気がします。
ワイ的 permit 認識
残念ながらこの単語が入ってるバイオハザードの台詞を覚えていないのですが、例えば海外行くときによく聞く用語として
work permit
という表現があります。この場合は名詞ですが、「就労許可」という意味ですからバチクソ公的な許可ですね。名詞はpermissionじゃないのかと思ったんですが、permitのままでも同じ意味に出来るようです。
ワイ的 excuse 認識
基本表現として"Excuse me!"があることは誰でも知っていると思います。
声かけるときとか、ちょっとぶつかった時とかに「ちょっとすいませんね」的な感じで使うので、個人間で使う感情的な許し、forgiveの軽いノリバージョンと考えて良いでしょう。
例によってバイオハザードです。
↑の動画の4分30秒あたりから以下のやり取りがあります。
(特に怖ry)
Luis(a guy): I see that the President has equipped his daughter with ballistics too.
Ashley(a girl, the President's daughter): How rude! And I don't believe there is any relevance with my figure and my standing! Who are you?
Luis: Excuse me, Your Highness! Perhaps the young lady might want to introduce herself first, before asking someone his name.
Ashley: Her name is Ashley Graham, the President's daughter…
ここでもExcuse meがジョークを交えて軽い感じで使われています。なお、Luisの最初の台詞はジョークというよりセクハラの模様。
![](https://assets.st-note.com/img/1725352873-49iZ5OP0cyrI7QwGtEgnb3MT.png?width=1200)
他に「大目に見る」みたいな意味もあるようです。
日本語訳をそのまま覚えると意味不明になりがち
こんな感じで、全然使い道が違う英単語の日本語訳をただそのまま覚えても区別がつかなくなることが多々あります。こういうのは場面や文脈と絡めて場数を踏むしかないので、バイオハザードで覚えると良いと思います(何故かバイオハザード縛り)。
今は英語のゲームもオンラインで購入して英語字幕つけて遊べるのでいい時代です。私がやってた頃は日本語字幕がついたゲームのディスクを近所の電気屋で買うしかなく、英語字幕が使えませんでした。日本語字幕と自分の耳を頼りに答えなき台詞を必死こいて解読してた記憶があります。
「この単語なんて言ってるのか分からんけどgで始まってるっぽい」とか思って、結構な時間かけて英和辞典のgのページの単語全部洗ったけどそれらしきものが見つからなくてがっかりしたとかそんな事がよくありました🤣
話が逸れましたが、楽して日本語訳だけ覚えようとしても結局後々面倒になってしまうので、可能な限り場面や文脈とセットで覚えるといいと思います。
オマケ
昔聞き取れなかったバイオハザードの台詞、知ってる単語も多々あったものの、当時は存在も全く知らない言葉も結構ありました。
Get that scum, make him pay.
とか
Shit! Eat this, you freak!
とかいう台詞がバイオハザード2にあったのですが、中学生のワイscumとかfreakなんて知らんわ^p^
大学生の頃にやったバイオハザード4とかコードベロニカとかに出てきた台詞にも
I really don't give a damn.
とか
Alfred! You crossdressing freak!
(Alfredは"allow"のところで出てきたやたら声が高い人です。crossdressing freakは最近のポリコレ的には難があるかもしれませんが、コードベロニカは24年前に発売されたゲームなので致し方ありますまい。)
とかいうのがあったんですが、大学生の頃はcrossdressingとか単語も概念も知らん、give a damnなんて熟語も知らん、みたいな感じで。知ってても聞き取れないものはあるけれど、知らないものはもっと聞き取れないということを改めて実感しました^p^;
あと、More of themがMore of 'emになる等、音が部分的に省かれたりしてるところもさっぱり分かりませんでした。YouがYaに代わってるとか字幕見るまで絶対分かんない感じの事もザクザク。
さらに、
Won't fall for this old trick.
とか
Works better for close encounters.
とか
フツーに主語が飛ばされてる台詞もあります。誰だよ!! 英語はSVO言語で肯定文の主語は省略されないって言ったの誰だよ!!1111(半ギレ)
かようにバイオハザードは奥が深いのでした(謎のバイオハザード推し)。
ちなみにバイオハザードバイオハザード言ってますが、英語圏ではResident Evilというタイトルです。理由はアメリカかどっかでBiohazardが既に商標登録されてて海外では同タイトルが使えなかったからだそうです。
ていうか真面目にバイオハザードの記事を書いた方が良さそう😂
ぶっちゃけ基礎文法は全てバイオハザードで学んだと言っても過言ではない🤣
まぁバイオハザードはバイオハザードで結構変な英語もあるらしいけどそこは気にしない😂
いいなと思ったら応援しよう!
![Chi](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148064646/profile_a463de5cc3be04c7fe05d5ef2a1c93b9.png?width=600&crop=1:1,smart)