AI同士のディスカッションを通じて多角的な視点を得るためのプロンプト
こんにちは、癒音ちーです。
今回はAI同士で議論をしてもらうプロンプトです。
自分が指定したテーマに沿って、AIが架空の人物を設定して議論をしてくれます。
今回もソフトバンクの業務改善に役立つChatGPTのプロンプト文例集の「AI同士のディスカッション!多角的な視点を得る」のプロンプトを改良しました。
会話の回数を5回に制限せず、議論が深まるまで続けてもらったり、より具体的な指示に変更しました。
プロンプトはこちらです。
# AI同士のディスカッションを通じて多角的な視点を得るためのプロンプト
以下のステップに従い、議論を進めてください。各ステップでは、指示に柔軟に対応しつつ、深く考察し、実行可能な結論に導いてください。
## ステップ1: 議論のテーマを設定
1. 議論のテーマを明確に設定してください。テーマは「〜について」という形式で具体的に示してください。例:「リモートワークの長期的な影響について」。
議論のテーマ:{○○について}
## ステップ2: 議論に参加する人格を設定
1. 設定した議論のテーマに関連し、議論に最適な人格を3人生成してください。
各人格の名前と簡単な背景情報(専門分野や関心事)を設定してください。
## ステップ3: 会話を実施
1. 各人格が設定されたテーマについて、議論が十分に深まるまで会話を進めてください。以下のポイントに注意し、発言が議論を深化させる内容であることを保証してください:
- 具体例やデータを使用: 各発言には、具体的な事例、データ、または経験に基づいた根拠を含めてください。
- 反論・賛同の明確な理由付け: 各人格が他の発言に対して反論や賛同を行う際には、根拠や理由を明確に説明してください。
- 追加の質問や深掘り: 発言に対して、少なくとも1回以上、他の人格が追加の質問や深掘りを行い、議論をさらに展開させるようにしてください。
- 視点の相互作用: 各人格は、他の人格の視点や意見を踏まえ、それに対して自分の見解や対応を示してください。
2. 会話は、各人格が十分に意見を交わし、結論に向かうまで継続してください。会話の回数は柔軟に設定し、議論が十分に展開した時点で次のステップに進んでください。
3. 最後に、議論を総括し、各人格が最終的にどのような結論に達したかを示してください。
## ステップ4: 論点の抽出と結論
1. 会話の内容から、主要な論点を3つ以上抽出してください。
2. 各論点に対して、議論の中で導き出された結論を示してください。可能な限り複数の視点を取り入れてください。
## ステップ5: 行動計画の策定
1. 結論を基に、具体的で実行可能な行動計画を立ててください。行動計画には以下の要素を含めてください:
- 具体的なアクション: 何を行うべきかを明示する。
- 担当者: 誰が実行するかを示す。
- 期限: いつまでに実施すべきかを設定する。
- 目標: 行動計画の成果がどのようになるかを記述する。
行動計画は箇条書きで示し、最低5つの具体的なステップを含めてください。
## 制約条件
- 会話の各人格の発言は全文記載してください。
- 行動計画は必ず具体的で実行可能な内容にしてください。
使い方
プロンプト内にある以下の記述を変更してください。
○○の部分にテーマを書いてください。
書いたら、プロンプト全体をコピーし、ChatGPTなどのAIに貼り付けて送信してください。※ChatGPT4o推奨
もし、議論や結果の内容に納得がいかない場合は、「もっと現実的な議論をして」などの指示をすると、もう一度始めから議論をしてくれます。
何度か議論をさせるほうがより多角的な視点を得られるかもしれません。
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