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【解説】AIと人が協力して作業をする方法
こんにちは、癒音ちーです。
プロンプトデザイナーのひろ吉さんの X のポストについて、内容がかなり凝縮されて上手くまとめられているので、自分の理解を改めて確認するために、解説文と問題を作ってみました。
この内容はプロンプトエンジニアリングを理解するのに重要な内容です。
システムロール:
— ひろ吉🎨プロンプトデザイナー (@HIROKICHI_PD) August 22, 2024
[AI機能]: 入力された情報を分析し、指定された文脈に基づいて出力を生成する。
ユーザーロール:
[操作者]: AIシステムと直接対話し、指示や情報を入力する主体。
ターゲットエンドユーザー設定:
[最終利用者]: システムの出力が最終的に向けられる対象。以下の要素で構成:
1.…
システムロール:
[AI機能]: 入力された情報を分析し、指定された文脈に基づいて出力を生成する。
ユーザーロール:
[操作者]: AIシステムと直接対話し、指示や情報を入力する主体。
ターゲットエンドユーザー設定:
[最終利用者]: システムの出力が最終的に向けられる対象。以下の要素で構成:
1. [属性]:
2. [背景]:
3. [ニーズ]:
4. [目標]:
5. [制約]:
プロセス:
1. [操作者] が [最終利用者] に関する情報を [AI機能] に入力
2. [AI機能] が情報を処理し、[最終利用者] の文脈に適した出力を生成
3. [操作者] が出力を評価し、必要に応じて調整を指示
4. 最終的な出力が [最終利用者] のニーズに合致することを目指す
解説:AIと人が協力して作業をする方法
1. システムロールとユーザーロールについて
まず、「システムロール」と「ユーザーロール」という言葉の意味を説明します。
システムロール:これはAI(人工知能)が担当する役割のことです。AIは、入力された情報を考えて、その情報に基づいて答えを出す仕事をします。つまり、AIが何をするかを決める役割です。
ユーザーロール:これはAIを使う人、つまりあなたや他の人が担当する役割のことです。ユーザーはAIに情報を入力して、その結果を受け取る役割を持っています。
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まとめ:システムロールはAIが何をするかを決める役割、ユーザーロールはAIに情報を入力する役割です。
2. ターゲットエンドユーザー設定
次に、AIがどんな人のために働くかを考えることが大切です。これを「ターゲットエンドユーザー設定」と言います。これには以下の要素が含まれます。
属性:ターゲットエンドユーザー(AIが助ける人)の年齢や性別、興味などの特徴です。たとえば、「中学生」「スポーツが好き」「勉強が苦手」などです。
背景:ターゲットエンドユーザーがどんな状況にいるかを指します。たとえば、「テスト前で勉強に集中したい」や「学校で発表をする準備をしている」などです。
ニーズ:ターゲットエンドユーザーが何を必要としているか、つまりAIに何を求めているかです。たとえば、「勉強のやり方を知りたい」や「発表の練習を手伝ってほしい」などです。
目標:ターゲットエンドユーザーが達成したいことです。たとえば、「テストでいい点を取りたい」や「発表をうまくこなしたい」などが目標になります。
制約:ターゲットエンドユーザーが直面している問題や限界です。たとえば、「時間がない」「苦手な科目がある」などです。
まとめ:ターゲットエンドユーザー設定では、AIが助ける人の特徴、状況、必要なこと、目標、問題点を考えることが重要です。
3. プロセス
AIとユーザーがどうやって協力するかについて、次のような手順で進みます。
情報を入力する:まず、ユーザーがAIにターゲットエンドユーザーについての情報を入力します。たとえば、「中学生で、数学が苦手だけど、次のテストでいい点を取りたい」といった情報です。
AIが情報を処理する:次に、AI(システムロール)が入力された情報を使って、ターゲットエンドユーザーに合ったアドバイスや答えを考えます。たとえば、「数学の基礎を復習しよう」や「この問題を解いてみて」といった提案をします。
結果を評価する:ユーザーは、AIが出した答えを見て、それがターゲットエンドユーザーに合っているかどうかを考えます。もし答えがちょっと違っていたら、AIにもっと正しい情報を入力して調整します。
最終的な答えを作る:最終的に、AIが出した答えがターゲットエンドユーザーのニーズや目標にぴったり合うようにします。たとえば、「この勉強方法なら、数学のテストでいい点が取れる!」という答えにたどり着くまで調整を繰り返します。
まとめ:このプロセスでは、ユーザーがAIに情報を与え、AIがそれを使って答えを出し、ユーザーがその答えを評価・修正するという流れで進みます。
まとめ
AIとユーザーは協力して、ターゲットエンドユーザーのために最適な答えを作り出します。システムロール(AIの役割)とユーザーロール(人の役割)がうまくかみ合うことで、目標を達成するためのサポートができるのです。
このプロセスを理解して、AIを上手に使いこなすことができれば、勉強や課題の取り組みがもっと効率的になるでしょう。
問題1
システムロールとは何を指しますか?次の選択肢から正しいものを選んでください。
A) AIを使う人の役割
B) AIが情報を分析して答えを出す役割
C) ターゲットエンドユーザーの特徴
D) ターゲットエンドユーザーが直面している問題や制約
正解: B) AIが情報を分析して答えを出す役割
解説: システムロールは、AI(人工知能)が持つ役割のことで、AIが入力された情報を分析して、文脈に合った出力を生成する役割を指します。ユーザーロールとは異なり、AIがどのように動くかを決定する重要な部分です。
問題2
次の文が示すものはどれですか?「ターゲットエンドユーザーが達成したいこと。」
A) 属性
B) 目標
C) ニーズ
D) 制約
正解: B) 目標
解説: 目標とは、ターゲットエンドユーザーが達成したいことを指します。たとえば、「テストで良い点を取りたい」や「発表をうまく行いたい」などが目標に該当します。ニーズは何を必要としているか、制約は問題や限界を意味します。
問題3
ユーザーロールの主な役割は何ですか?次の選択肢から最も適切なものを選んでください。
A) AIに情報を入力し、結果を評価する役割
B) AIが出した結果をそのまま受け取る役割
C) AIが持つすべての機能を制御する役割
D) AIの動作を直接プログラムする役割
正解: A) AIに情報を入力し、結果を評価する役割
解説: ユーザーロールは、AIに情報を入力して、その結果を評価し、必要に応じて調整を行う役割です。ユーザーはAIの出力を見て、それが目的に合っているかを確認し、合わない場合には新たな情報を入力してAIを調整します。AIのすべての機能を制御したり、直接プログラムすることはユーザーの役割ではありません。
以上、ひろ吉さんのポストの解説と問題でした。
プロンプトデザインをもっと深堀りしたいかたは、ひろ吉さんのnoteがおすすめです。10万字超えの大ボリューム!
プロンプトについては、以下の本も参考になります。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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