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【書く習慣】一冊の本に触発されて

たまたまKindleで本の一覧を眺めていたら、とある本を見つけてしまった。『書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力』という本だった。Kindleは月額会員じゃないから見れないなぁと思ったけど、Amazonプライムに入ってるなら見れる本でもあったので、開けた。

じゃあちょっとだけ読んでみるか。
書くことに、それほど興味はないけど、私はいつも読む側だから、書く側の気持ちってどんな感じなんだろうっていう好奇心で読み始めた。
そんな軽い気持ちで読んだけど1時間半くらいで読み通してしまって、そのまま寝て、翌日の今日noteに初投稿しているくらいなんだから、私にとって、結構原動力になってくれたことは確かだ。

別に何かものを書きたいという明確な欲望があったわけではないのに、今こうして書いているのは、この本の最後のほうに作者の いしかわゆき さんが思う書くことのメリットが紹介されていて、それに「なるほど」と思ったからだ。

“人を目の前にして気持ちを伝えるのは難しいけど、1人で文章を書いているときは正直な気持ちを形にできるはずです。だからこそ、自然と言葉が出てくるし、緊張せずに自分の言いたいことを文字にして具体化していけます。なにも気にしなくていい、とても自由な世界です。”

『書く習慣』いしかわゆき

“普段は寡黙だけど、文章ではとても饒舌。それでいいと思います。口下手でもコミュ障でも、ちゃんとわかってもらえる場所を作るためにに、書くことが一役買っているんです。”

『書く習慣』いしかわゆき

“「自分だけかもしれない」と思って打ち明けたことに「わかるよ」と返してもらえると安心します。それを活力にして、また文章を書くことができます。この世界のどこかに、「まだ見ぬ仲間」は絶対にいます。「書く」ことは、その人たちと巡り合わせてくれる力を秘めているのです。”

『書く習慣』いしかわゆき

う〜ん、なるほど〜!
書くことで、自分の中の世界が作れる。
自分の世界が作れれば、自分の居場所になる。
さらにその場所を人に見せることで、新しい繋がりを得られる、かもしれない。

心の拠り所の確保と
まだ見ぬ仲間との出会い


これはいいなと思った。
普段ほかの人と違う自分が嫌になる時があるし、どこかに引きこもりたくなることがある。そんな時には言葉にして、文章を書こうと思う。そうすればどこにも居場所がない孤独感みたいなものは和らいで少しモヤモヤが晴れそうな気がした。

書くにあたって最初のほうに戻って書くための心構え的なところを振り返った。もともと書くのに興味がなかった私にとっては本の構成が「書くことのメリット」→「書くための心構え」の順番だった方がいいかもしれない(笑

“本を読み終えた瞬間から、内容の記憶は失われていきます。「この本は素晴らしいから、時間のある時にじっくり読み、論ぜねばならぬ」「この熱い思いはスマートフォンのフリック入力などでは伝えきれまい。パソコンに触れられるときにあらためて語ろうとか思っていると、50000年くらい過ぎるので今書こう。さっさと書こう。」”

『書く習慣』いしかわゆき

という作者のお言葉のもと、さっさと書いた。
私の思ったことの文が少ないなとか、あんまりみのりある文章ではないな、何が面白いんだろうなって、ここまで書いてて少し思ったけど、それでいいんだ。
書くことを神聖視していたらいつまで経っても書けないし、せっかく興味を持てたんだから、この書いてみたいっていうポジティブな気持ちが冷めないまま行動に移せた自分に、まず拍手を送る。

パチパチパチパチ👏

作者も何度もいってるしね。綺麗な文章じゃなくていいって。
ハードル上げなければスラスラ出てくるはず。

第一歩を記念して、この辺で、今日はおわり。

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