【イタリアのロックダウンの現状】〜実生活や学校について〜

スーパーでお買い物をする人、教育関係で働いている人には、ぜひ読んでもらいたいです🙏

今回も、質問に答える形で書きます。

Q.スーパーにはどのくらいの頻度で行けるの?

A.スーパーは、私達は7日〜10日の頻度で行っています。でも、決まりがあるわけじゃない。ただ、みんな出来るだけ外に出る回数は減らしたいと思っているから、計画的に買い物していると思う。
うちの場合、スーパーの中でウロウロしたり考えたりする時間を省略するために、いつもより入念にリストを作り、メニューを考えてから行ってます。
スーパーの中には混乱はなく、みんな静かだし、1メートルの距離もきちんと守っていて、同じ場所のモノを取るのにも一人が終わるの待って、次の人が取るといった感じ。イタリア人は離れていても、ジェスチャーで会話ができるからすごい!!
あとは、私達は一週間のごほうびと、楽しみお作るために、週1で日本食レストランからデリバリーを取ってます👍それだけでも、かなり気持ちが上がります😚🙌❤️食べ物は人を幸せにします❤

Q.スーパーの食料品がなくなったりはしてないの?

A.スーパーのモノの供給には、今のところほとんど問題ありません。イタリアは食糧の自給自足が結構出来ているから、輸入品なしでもやっていけてます。
不足気味なのは、小麦粉とかお菓子作りの材料。なぜかと言うと、みんな家で時間があって、お菓子やピザを作る人が多いから!ここも、イタリア人らしいです!!

追記:
日本のスーパーも、スーパーが感染を広げるホットスポットにならないように、混雑を防ぐ工夫が必要になると思います。
イタリアの対策としては、
①中に入れる人数を制限する
②一人が出たら、一人が入る
③入り口でアルコール消毒
④外で待つ人は1メートル距離を空けて列を作る
⑤スーパー内ではつばを飛ばさないためにも、必要以上に喋らない

☆全体で取り組まないと変わらないこともあると思いますが、まずは一人ひとりの意識から!☆

Q.こどもたちはインターネットで授業とか受けれるの?

A.中学生以上の子ども達はオンラインで通常のような授業を受けています。ただ、小学生はパソコンの前でじっとしていられなかったりするので、一週間ごとに先生が課題を与え、ビデオ動画を送り、子ども達が課題をメールで送る形でやられています。保護者の手伝いがないと出来ないので、親は付きっきりでちょっと大変そうではあるけど、何もやることがなくて退屈するよりいいと思います。
大学は、学生数が多い授業については、先生がビデオ録画した授業を送ったり、パワポのスライドを送ってくれて、質問があればメールでする形になっています。

私自身も、オンラインで日本語レッスンを続けており、2週間以上経った今では、まあまあ問題なくこなせています!👍

日本の学校も、Zoomを使えば複数の人とのクラスも可能だし、先生がビデオ動画を送れば授業は出来るんじゃないかと思います。
生徒同士でのinteractiveな授業がしたければ、事前に意見カードとか宿題とかを出しておいて、それぞれが先生に送り、先生がスクリーンをシェアしてみんなに見せたりすることで、共有することが出来るかと思います。
こういう機械ものが苦手な人は、東進衛星予備校さながらに、ビデオ授業を録画し、生徒に送ればいいと思います。

みんな、知恵を絞って、日々が止まらないように、一日一日を無駄にしないように、前を向けるように、時間を有効に使っています。
ムダなおしゃべりが大好きなイタリア人だけど、今はムダにしないように教育者は必死です!

教育関係にいるあなた、ちょっと出来そうなことはないか、考えてみてください!!🙏❤️👍

子どもたち同士の感染、子どもたちから家族、おじいちゃん、おばあちゃんへの感染を広げないためにも、学校を休校にしつつも学習を止めない方法をどうにか模索していって欲しいと、心から願っています。

イタリアも、日本と同じくらいの感染者数だった時期がありました。でも、学校はすでに休校を決め、オンライン授業での対応を始めていました。
4月からの通常開校は、どう考えてもありえないと思います。

あと1か月後、イタリアと同じような状況を日本で見ることになるかも知れない。
他国がロックダウンしている中で、日本の子どもたちを無防備に外に出している国が、感染爆発を予防を出来るとは、どうも私には思えません。

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