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断ナシ自炊PDFの進化型に挑戦! 『タブレット スタンド タブレット アーム』+iPadで 擬似ドキュメントスキャナーを実現

前回、ブラックフライデー セールで購入した『タブレット スタンド タブレット アーム』にiPadを設置して、擬似ドキュメントスキャナーとして自炊PDFを作成する試みです。

前提条件として決めたことは、
(1)時短を最優先
(2)OCRはいい加減でもいい
(3)書籍を抑える指が入っても気にしない

きちんとやりたければ、フラットスキャナーでネチネチやればいい・・・書籍によって使い分ければいい・・・この擬似ドキュメントスキャナーは「時短」用です。

(1)時短を最優先
今までの断ナシ自炊PDFは、フラットスキャナーでコツコツ(ドラマや映画を観ながら)・・・片面づつカラー(150dpi)だと1時間に30〜40ページ程度という非効率!【うん、ほんまやで】
だだ、ドラマや映画を観ながらだから、ガマンできるだけで、時々急いで・・・資料としてPDF化して持ち出すケースなど・・・はイライラします
擬似ドキュメントスキャナーなら時短なりそう

(2)OCRはいい加減でもいい
いつものことですが、読みながら文面をメモるときにキーボードを打ち込むより、コピペの方が便利・・・このメモも少々文字化けしていてもメモの役割をクリアしていればOKという程度

実例
パレート」スコープを確認しながら、来るい部分の 情報がRGBすべて1023の数
香内に収まるように「CameraR AW」パネルの「ゲイン」を上げて、ホワイトポイ
ン ト ( 映 像の な か で 一 番 明 る い 部 分 ) を 決 め る 。 次 に 暗 い 部 分 の 情報 が 0 の 数 値
内に収まるように「リフト]を調整してブラックポイント(映像のなかで一番明い
配分)を決める。こうすると映像のダイナミックレンジが一番広い状態になる。

いい加減なOCR

カッコなどの記号の不揃いや、「。」が○になったり、改行したりしても気にしない・・・ただし、キモとなるような数値の場合は打ち直しをする

(3)書籍を抑える指が入っても気にしない
iPhoneで書籍を撮影するとき、見開きを抑える指も写ってしまいまう・・気にしない読めればいい

そのほかに
(4)リアカメラで撮りたい
画面を確認しながらスキャンできる・・これはいい!

『タブレット スタンド タブレット アーム』を選ぶとき、写真をみながらリアカメラでできそうなのを選んだが・・・結局こんな格好になってしまった。

椅子に固定してあります

(5)標準カメラで撮る
別にどんなカメラでもいいのですが、標準カメラで撮影し「写真」に収納して、MacBookへもっていき、「クイックアクション」でPDF化・・・この工程が慣れているし、時短とおもっている【シランケド】

最初、標準カメラのビデオで撮って、映像編集アプリで静止画に書きだそうか、とも考えましたが・・・シャッターボタンを押すたびにゆれるかな・・・ということで動画撮影と・・・
この方は撮影後の手間がかかりそうで、一枚づつ静止画で撮影することに・・・もし、シャッターボタンで揺れがヒドければリモートシャッターを使えばいいことだし・・・

(6) iPadのカメラを使って「写真」からPDF化の流れなので、時短がテーマなら、少々古いバージョンの「PDFElement Pro」でOCRとなります。「読取革命」の最近のバージョンはWindowsオンリーなので、わざわざWindowsヘいかなければならない!

OCRテキスト認識

以前記事にしたように、「読取革命」のダウンロード版は、parallelsのWindowsに対応していないので・・・ひょっとしてパッケージ版ならparallelsに対応しているかも・・・

失敗!

これは、速い!見開きで一気に!

見開きでドキュメントスキャン

ところが、「PDFElement Pro」の「OCRテキスト認識」が途中で止まってしまう・・・原因はわからない【シランケド】

これは、速い!見開きで一気に! 30ページぐらいなら5分もかからない感じ!
「OCRテキスト認識」ができないので、iPadの「写真」アプリの編集で片面に切り離す・・・時短になっていない!
さらに難題が!
「複製」を作って、切り抜いてを繰り返し、繰り返し・・・
「複製」のファイル名には(1)がつく・・・「写真」上では「複製」は原本の後にできる・・・よって、原本が若い番号のページになり(横書きの書籍)、「複製」が後のページ番号になります。

そして、「クイックアクション」のPDF化のために書き出すと

「複製」が前にくる

よって、PDF化してから、いちいちページを入れ替えることになります。

片面づつ撮り直した方が時短に!【うん、ほんまやで】

成功!

片面づつ撮影
指は気にしない!

PDF

これくらいの歪みなら、OCRはついていける

「ool .m on」を選択した状態でエフェクトコント
ロ ー ル パ ネ ル を 開 き ま す 。 [ Ui t r a キ ー ] の 項 目が 追
加 されているのを確認し。展開して[キーカラー ]の
スポイトを選 択します■

反省

ライティング
日当たりのいい部屋で撮影したので、赤いカーテンを引いてしまった・・・
画像の赤みはそのせい・・・反省

シャッターの揺れ
拡大すると、やはりぶれています。ブラーをかけたみたい
ストップモーション撮影のとき使っている「リモートシャッター」を使うべきです。

画像の歪み
書籍の厚さにもよりますが、しっかり抑えきれないと台形になってしまいます。
それは後処理の「OCR」の精度にも関係するので、OCRをきかせたいページは注意が必要。
ただし、時短優先で「OCR無視も可」のページはいい加減にしていきます。

結論
少々時間をかけて丁寧に作業しても、フラットスキャナーに比べたら・・・
どうでしょう? 感覚的には10分の1・・・はオーバーにしても5分の1・・・
とにかく時短は間違いなしです。

初挑戦で反省がいっぱいでしたが、これはいけそうという予感です。


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