コテンと眠るための読書・・・「ST 桃太郎伝説 殺人ファイル」から吉備の古代史ヘ・・イモづる
kindle Unlimitedは期限付きで・・・いつまでもあると思うな、親と金とkindle Unlimited・・・
今野敏著の「ST」シリーズ一気読みの途中で、ちょっと脱線・・・・・
これがいけなかった!
ST残り2冊をkindle UnlimitedでGetできず【うん、ほんまやで】
読書予定では、「為朝伝説・・」「桃太郎伝説・・」「沖之島伝説・・」「プロフェッショナル」「竜崎とST」でフィニッシュの予定でした。
シリーズの区切りで「沖之島伝説・・」まではGetしてあり、「桃太郎伝説・・」を読み終った時点で「プロフェッショナル」をGetしておけばよかったものの・・・
というのも「ST 桃太郎伝説・・」の桃太郎伝説がおもしろく・・なにより桃太郎伝説が以外過ぎて、気になってしまった【うん、ほんまやで】
もともと古代史には興味があり、多岐にわたって読んでいますが、「吉備」あたりは、神武東征のおり3年間滞在(書紀3年、古事記8年)して体勢を整える地としてくらいの認識しかありません。
「温羅(うら)伝説」については何も知らない・・・卑弥呼と対立していた狗奴国(くなこく)は、東の尾張を中心にした濃尾平野一帯だと思っているので、「吉備」が狗奴国(くなこく)?・・・百済の王子もありうるし・・・でだんだん興味しんしんとなってきました。
「吉備」が鬼ヶ島で、桃太郎が侵略者・・・英雄桃太郎のなんとなくモヤモヤするスッキリしない英雄伝に「桃太郎が侵略者」説は一筋の光明か?【シランケド】
こんなふうに「吉備」にハマっていき、書籍を探し出した・・・
この時点で「コテンと眠るための読書」から「イモづる読書」へ
とみつけましたが、どれも電子書籍にはなっていなくて、紙の本はちょっとシンドい・・・パス
そこで、kindle Unlimitedの「吉備津彦命と温羅伝承から見る吉備の古代史」をGet。
このような郷土史の書籍は、「地の利」がないと読みにくい【うん、ほんまやで】
その理由は、IT関連の解説書の読みにくさと共通で「よく知っている人が書いている」・・・こんなこと常識!わかってるでしょ・・・が初心者にはわからない!
郷土史も同様で、地理的な知識が頭に入っていないと混乱してしまう。
「吉備」あたりには縁がない。倉敷には行ったことがある。白鷺城は行っていない。岡山は通過するだけ・・・こんな状態だから「吉備の古代史」には苦戦した。
ちょっと脱線・・・・・これがいけなかった!
ST残り2冊をkindle UnlimitedでGetできず【うん、ほんまやで】
しかし・・・読書の面白さは、連環にあり・・・「ST 桃太郎伝説・・」から「桃太郎」、「吉備の古代史」はこれから出会う古代史系の書籍へ楽しみが増えていきます。
まとめ
「伝説シリーズ」はどれもおもしろい。
その特長は「地元」にあります。
桃太郎伝説も全国にあり、流れてくる桃は「1個の大きい桃」か、「たくさん桃が流れてきて、その中の1つの桃」と二つの流れがあるようですが、地元というか地域によって違いがあるようです。
桃太郎伝説は江戸時代の赤本、絵本や童謡で、一般常識桃太郎が定着して、各地にある伝説はローカルになってしまいました。
「伝説シリーズ」はこのローカルの伝説を掘り起こし、そこに住む人だけが共有できる心情をうまく生かしています。
そして、そのシガラミを掻い潜り真相にたどりつくには、「よそ者」警視庁からの派遣メンバーの関与が必要・・・という。
一般的(表面的)に知られている伝説と、そこ(地元)に生きる人たちの結び付きがこの「伝説シリーズ」を面白くしています。