心の解放
心が落ち着かないとき、心にはどんな思いがありますか?
例えば「自分の人生が肯定できなくて辛い。」
「悩んでいる自分を好きになれなくて辛い。」
「何か意味のあることをしていないと不安だとか。」
他にも様々な思いが複雑に絡み合ってモヤモヤすることもあるでしょう。
こんな時、どうやってリラックスすればいいのでしょうか?
まずは、心の中にある思いを知る必要があるでしょう。
紙に書いて目に見える文字にすることで、客観的に意識できるようにしましょう。
次に書かれた思いを見つめてください。どんなことが書かれているでしょうか?
ここでも例を挙げますと、自分が好きになれないのが辛い。人付き合いが怖い。経済的に苦しい。
私がこのように書いていたとします。その時、あなたはこう質問しませんか?
なんでそう思うの?
あるいは
何があったの?どうしたの?そう思うようになったキッカケは?
「思い」の原因を聞くでしょう。
でもここで注目していただきたいのは思いの原因でなく、苦しみは「思い」であり「思考」であるということです。
具体的に見ていくと、
心の中にある苦しみは、「自分が好きになれないのが辛い」「人付き合いが怖い」「経済的に苦しい」
他にも、「今の私にはふさわしくない、私には無理だ。」「仲良く出来ない」「仕事がうまく出来ない」
と書いてあったとして、これらはすべて「思考」であることに気付けるでしょうか?もし分からなければ「~と思っている」を語尾に付け加えてみてください。
「今の私にはふさわしくない、私には無理だ。と思っている」
「仲良く出来ない。と思っている」
「仕事がうまく出来ない。と思っている」
違和感ありませんね。
これらの「思い」が正しい、真実、現実であると信じ続ける時、これこそが悩み続ける時なのです。「思考は現実ではない」と気付くことで、悩みは消える。
そうなると、
「自分をバカにするのはもうやめよう」
「嫌われることを恐れる必要はない」
「今の企画が難しいなら他にあるのもでフル活用しよう」
このように現実であると信じ続けていた思考を客観的に見る事が出来た時、これは悩みという檻からの脱出に成功した時です。そして自由な世界の広がりを感じたり、活力もあがるでしょう。