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格安でアメリカの四年制大学を卒業する方法(最安値)

アメリカで留学するのは物凄くお金が掛かるというイメージがあると思います。そこで今回から何回かに分けて筆者がどのように300万円の貯金で海外大学を卒業したかについて話したいと思います。

そもそも可能なのか?という事ですが可能です。人によっては最初の貯金が200万円でも可能ではと個人的に思うほどです。その理由は3つあります。

1、アメリカの四年制大学は四年かからずに卒業できる
2、留学生に対しても学費が安い大学がある
3, いい成績を取れば奨学金が貰える
4、学校でパートタイムの仕事をしながら勉強できる
5, 万が一足りなければローンがある

1、アメリカの四年制大学は四年かからずに卒業できる

アメリカの大学はカリキュラムが単位制で有れば120単位で卒業することが出来ます。つまり一学期に15単位取れば120/15=9学期(3年)で卒業することが可能です。

一年3学期制+夏学期がある大学で有れば夏学期から始めて2年後の夏学期で学校を卒業するという事も不可能では無いです。

2、留学生に対しても学費が安い大学がある

私が通っていた田舎にある私立大学の学費は他の大学に比べるとかなり安くなっていました。

その場合にかかる費用を夏学期もクラスを取って二年半で卒業する計算で下にまとめました。円安を考慮した計算です。

学期の学費  50万x7=350万円
夏学期の学費 20万円x3=60万円
家賃     4万5千円x29ヶ月=130.5万円
食費(自炊) 1万5千円x26ヶ月=39万円
その他費用  1万円x26ヶ月=26万円

合計     605.5万円

後の300万円は奨学金と、パートタイムの仕事でカバーします。

3、奨学金が貰える

実際に筆者は頭はあまり良くありませんでしたが(偏差値40台の高校卒)、努力で奨学金を取ることが出来ました。一年間学費全額無料と二年間学費半額で行くことが出来ました。

奨学金ですが良い成績を取ればもらえるという仕組みになっています。なので授業が簡単な一年目に気を抜かず勉強することによってかなり高い確率で取ることが出来ます。

アメリカではGPA(Grade Point Average)で成績を測ります。このGPAは4が最高値になります。

3.95以上で全額奨学金

3.9以上で半額

3.85以上で1/4

こう見ると奨学金を取るのはかなり難しそうに見えますが最初の一年間は簡単なクラスが多いのでしっかり勉強すれば可能です。

前回の記事でも触れたように偏差値40ちょいの高校を出た私が一年間全額無料と二年間半額で大学に通いました。単純計算で

50万円x3=150万円
25万円x6=150万円

合計   300万円

300万円節約したことになります。これだけ奨学金がもらえれば、300万円の貯金で卒業できます。

奨学金に加えてバイトもする事が出来ます。

4、学校でパートタイムの仕事をしながら勉強できる

パートタイムの仕事は時給が大体最低でも1300円(円安)稼げます。

1300円x週20時間x4週間=10万4千円

1ヶ月で10万4千円稼げます。10万4千円x29ヶ月は301万6千円です。奨学金にプラスすると余裕で卒業することができます。

税金も引かれますが確定申告をすれば留学生は殆ど戻って来るので安心してください。

この記事を見ている人は勉強に対する意識が高くできる人が多いと思うので奨学金も取れると思います。取れなくてもパートタイムの仕事で残りの資金をカバー出来ます。

また学校で仕事を経験することは就活をする際に履歴書にも書く事が出来るので、一石二鳥です。ただ勉強だけしていた人間よりも仕事と勉強を両方やっていれば面接の際にも有利です。

携わった仕事が勉強した専攻に関連していれば企業側は間違いなく興味を持つでしょう。

ちなみに大学では様々な仕事があります。下にいくつか例を載せます。

朝の掃除

科目ごとの家庭教師

教授の助手

芝生の整備

受付

キャンパス内の食堂

アドバイザー

数えるとキリがありません。筆者は朝の掃除から始めました。一番簡単に取れる仕事ですが朝が早いのでかなりきつかったです。

そして、インターンシップをしてお金と専攻の経験を同時に積むことも出来ます。インターンシップは基本的に学校のバイトよりも払ってくれます。卒業は一学期分伸びますが経験した方が、卒業後にいい就職先に入りやすいのでお薦めです。

財政的に窮屈であればインターンシップをする事で財政面がかなり回復します。

私は在学中にインターンシップを二回もしました。合計で日本円にすると390万円ほど稼ぎました。はっきり言って、私はかなりラッキーでした。390万円は自分でも凄いなと振り返ってみて思います。

ただ学部によりインターンシップが取りやすい事もあれば、かなり難しいうえに取れてもあまりお金を払ってくれないこともあります。

5、万が一足りなければローンがある

よっぽどのことがない限りローンに頼ることはないと思いますが、もし足りなければ学校が学生ローンを紹介してくれます。

最後に

アメリカの大学で勉強した経験は大変な事が多々ありましたが、来て得られるものは日本の大学に行くよりも多いです。私自身日本の大学ではなくアメリカで大学生活を送れた事は最高の経験だと胸を張って言えます。

なので今留学に向けて頑張っている人は脇目も振らず頑張って欲しいと思います。

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