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ネガティブな感情を感じる力

ネガティブな感情を感じる力って、必要なんだなぁと最近ひしひしと感じています。
ネガティブな感情を感じる(受け取る)力って誰でも持っているものではなくて、
むしろそれを持たずに、抑圧している人の方が多い気がします。

自分の感情をしっかり受け取って、
しっかり感じる、ってことができると、
それを感じる原因になった出来事が起こったあと
自分の中に自然に癒しが起こるんだと思います。

逆に感情を抑圧して、
何もなかったかのようにやり過ごすと
そこは傷になって、
あとから色々なことに影響してきたり、
その出来事を思い出すたびに嫌な気持ちになったり。

子どもって泣いたり怒ったり忙しくて、
ネガティブな感情をしっかり感じてそれを表現しているから、
健康的だなーって見ているのだけど(いや、自分の子どもだと、泣いたり怒ったりばっかりしているのを見て、イライラすることの方が多いのだけど汗)
大人は、ネガティブな感情は押し殺してがんばる、とか
そんな怒りを覚えるなんて大人気ない、とか
こんなことで悲しむなんて弱い、とか
いろいろ思考が動いて、
ネガティブな感情を抑圧する傾向にある気がします。

私もそのひとりで、
悲しいことを悲しい、
寂しいときは寂しい、って表現することに
無意識の抵抗があって、
それを表現することが恥ずかしいと思うこともあります。

例えば、
何か辛そうな経験の話をしている人がいて、
そのときの感情を聞こうと質問をしたとします。
「そのときどう感じたの?」
「それは相手も精一杯の決断をしたんだろうから、しょうがないよね」
「そのときどんな感情だったの?」
「そんなことがあっても私は大丈夫だったから、恵まれてると思ったなー」

これって感情にアクセスしてないですよね。
それは、思考だったり、自分を納得させてきた言い訳というか。
感情ではないんですよね。

私のやっている対話式のセッションでは、
クライエントさんがご自分の感情にアクセスすることができると
とても早く気づきがあったり、解放が起こるので、
この方はどんな感情だったんだろうって
質問をすることが多いのですが、
「悲しかったです」とか
「寂しかったんです」
「すごく嬉しかったです」って
すぐに出てくる方は少ないです。

それが良いとか悪いとかではなくて、
どういう流れになっても、とのときにその方に最善なプロセスなんですけどね。

本当にストレスを感じずに
ものごとを達観して
大抵の人ならストレスでいっぱいになりそうな経験ができる人もいるし
(でも、かなりレアだと思います。。)
自分を守るためにネガティブな感情を抑圧していたり、人それぞれですよね。

でも、やっぱり
少しずつ少しずつ感情を思い出して感じてみたり
今度何かあったら、自分はそれで何を感じたのか
正直に感じてみたりしたら
少しずついろんなことが紐解かれていって
楽に生きていく方向に進むんだなぁと実感しています。

ネガティブな感情を感じずに押し殺すと、
あとからどどっと出てくるので、そのときに感じるのがいちばんだなと思って
私もネガティブな感情をしっかり感じるように
そして必要であれば表現するように努力しています。

そして、子どもにも感情を押し殺してほしくないなあと思ってます。
その気持ちとは裏腹に
「泣くのはやめてー!」なんて言うこともよくあって、
いつも反省。
自分のワークに精を出して、
いろいろ解放して
子どもにも、いつも落ち着いて接せられるようになりたいです。

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最近受けたヒーリングのクラスがとっても面白くって、
今、夫や自分にやってみているのだけれど、
とってもよくって。
夫に関しては、今までの対話式のカウンセリングのようなセッションよりも
この新しく学んだやり方の方がすんなり来る、すっきりする
と言っています。

なので、今後のセッションにも希望の方には取り入れたいなと思っています。

セッションに興味のある方はプロフィール欄のリンクからウェブサイトをのぞいてみてください。


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