年の瀬にふと気づいたら作っていた記憶に残る親父のチャーハン
この記事は鶴さん(@dmdmtrtr)が企画したアドベントカレンダー「年の瀬にうまいもん #食べたっ隊 Advent Calendar 2020」15日目の投稿です!
13日はおぐろさん(@dekunobou365)の土鍋で米を炊く記事でした。
すごい。憧れる!土鍋白米…。
それでは私の食べたっ隊も始めますかね。
今年は忌まわしきあいつのせいでイベントはほとんど中止、大好きな夏のロックイベントにも参加できず、家でゴロゴロ過ごしていたらあっという間に12月ですね。時が経つのは本当に早いですが、今年は思い出が全然作れなくて悲しい1年でした。
悲しくても何もなくても腹は減るもので…おうち時間が増えた皆様におかれましては、今までの人生で最多昼飯自炊の1年となったのではないでしょうか?
私もご多分に漏れずこの1年日々昼ごはんを作っては食べ、作っては食べしていました。
私がお昼に作るメニューの中で一番登場回数が多いのは「チャーハン」で、私が得意としているチャーハンは卵・ねぎ・チャーシュー・なるとを使った、すごくスタンダードなチャーハンです。いつでもこのスタンダードなチャーハンで、最高のクオリティの食事を生み出していると自負してはおりますが、この年の瀬ふと気づいたら普段私が絶対に作らない、だけどどこかで食べたことがある、そんなチャーハンが出来上がりました。
それがこちらのチャーハン。
ある日の昼半ば無意識で作ったこのチャーハンには卵に加えてピーマン、ニンジン、ウインナーのみじん切りがたっぷり入っており、もはやその出立ちはピラフのよう。
作っている最中に気づく。これはそうだあれだ!20年以上前、私がまだ小学生の時、母が不在の休日に父が私のために作ってくれたチャーハンだ!
中華料理屋の娘である母が作るチャーハンはとても本格的で美味しいチャーハン。そんないつも食べている母のチャーハンとは似ても似つかない、さまざまな食材が不思議な食感を生み出す、父が作った塩胡椒がゴリゴリにかかったチャーハン。
これはこれで邪道なような気もするがやっぱり美味しい。懐かしさと共にこれを美味しいと思ってしまうということは、やっぱり私は親父の息子なんだなぁとチャーハンを口に運びながらしみじみ思う。
生活の変化はストレスを産むことばかりだけれど、ふとした時の新しい発見や思考も、また変化から生まれるものだなぁと2020年の瀬にちょっと塩気が強いチャーハン食べながら思っています。
皆さんの来年がもっと素晴らしく、もっと美味しいものを食べられて、もっと幸せな1年になりますように。
明日の「年の瀬にうまいもん #食べたっ隊 Advent Calendar 2020」はクロギタロウさん(@taroimo0629)の記事です!お楽しみに!
終わりに
今年食べた美味しいものたちの写真を置いておいておきます良かったらみてください。
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