海城中 帰国生入試体験記

1月。お正月が明けると男子進学校の帰国生受験が続々と行われます。
東京帰国生男子の最右翼といえば、海城中なのではないでしょうか。
詳しくは後述しますが、受験資格を満たす場合、対策が立てやすく、また努力が実りやすい学校だと思います。

言わずと知れた伝統校。海軍兵学校予備校として設立され、質実剛健な校風は保ちつつ、「新しい紳士」の育成を目指す。
新大久保駅から行くとイメージだいぶ違うと思いますが、西早稲田駅から通学する場合、早稲田大理工キャンパスや学習院女子などが並ぶ文京地区、緑豊かで運動施設なども充実した戸山公園を抜ける非常に爽やかな通学路です。

海城中は広報にも非常に力を入れていると思われ、HPやパンフレットはとても見やすく綺麗で、HP更新も頻繁。学校公開やLINEも積極的にされています。

うちは私がまず戸山公園のお隣という立地(注:この時点で西早稲田からしか行ったことなし)と設備、説明会で目にした実際の生徒さんたちの中学卒論の内容に惹かれました。
早速息子を連れてオープンキャンパスに行ってみるも、柔道場に集うOBたちにドン引きするアメリカ育ちの息子。。
誤解を招かないように、その日は休日だったので柔道部の同窓会的なイベントがあった模様で、50-60代と見られるOBさんたちまで一同に会して道着で楽しそうに武道場に集まっておられました。これぞ伝統男子校!って感じで私としては好印象でした。
50代くらいのOBさんが優しくフランクに息子に話しかけてくださったのですが、息子の態度が塩すぎて申し訳なかったです。こっちから押しかけて見にきてるのに。。泣

前書きがまた長くなりましたが、海城中の帰国生入試(英国算)体験記、合格のための戦略、ためになった講座、面接で聞かれたこと、参考Y偏差値(合不合1−6回)・KAAT%、実際に受験・合格してみての学校の対応印象等書いていきたいと思います!

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