初恋の思い出。 〜遠い日のNostalgia〜
またしても久々になってしまった投稿
今回は、僕の初恋について書きます。
多分、初恋はかなり遅めの方だったんじゃないかなと思います。
高校2年の終わりとか、3年生の時です。
それもそのはず。私は小学校から男子校で育ちまして。
男に目覚める事はなく…
初めて女性を意識したのはこれくらいの時でした。
まず初恋ってなんだよ、ってところですけど
ここでは、恋を
①一緒にいたい。喋りたい
②他の男子を話しているとモヤモヤする、羨ましい
③エッチがしたい
と、定義します。
恋は下心、愛は真心、なんて言いますけど。
【あくまで下心は3番目です。ここ重要( ^ω^ )】
さて、その初恋の相手は…
大学受験のために通い始めた塾にいた女の子。
緑色の、映像で授業を受ける、『いつやるか?今でしょ』の塾です。
この塾ね、『グループミーティング』なるものがあったんです。
同じ志望校の子たち5、6人で、週一回集まっておしゃべりするイベントです。
そのグループが一緒だった、初恋の女の子。
顔合わせの日にはもう好きでしたね。
清楚系で…
どこか天然な感じで…
同じバレーボール部であった事も大きかった。
セッターとか、好きになっちゃうやん。
けど、まあ半分一目惚れですね。
ただ…長年、男だけの空間に幽閉されていた僕。
距離感の縮め方が全然わかりませんでして。
特にこれといったエピソードも、進展もないんです。
でも、一個だけとっておきのエピソードが。
ある日の塾の帰り道。雨がしとしと降ってる夜でした。
日中は降っていなかったのに。
駅へと歩いていると…前方の信号で、傘を刺さずに信号待ちをしている女の子。
急ぎ足で追いつきます。
例の初恋の女の子でした。
隣に並び…
「お疲れさま」と。
自然に会話が始まります。
話の流れで
「傘持ってない?傘入る?」って、聞いたんです。
「んん!大丈夫!」
あっけなく。普通に。断られました。
二人で駅まで並んで歩きました。男の方だけ傘に入って。
山手線に乗って、一緒に帰りました。
それはそれで楽しかったんですけどね。
翌日…
この話を高校のクラスでしたんです。
「あいあい傘は流石にできないもんなのかな」って。
そしたら、サッカー部の男子がひとこと。
「え?それ何も言わずに傘渡すのが正解に決まってるじゃん」
これはね。カルチャーショックでしたよ。
男子校でも彼女がいる子は彼女いますしね。
サッカー部ってすごいなって。モテる男子って違うなって。
そんな初恋の女の子との思い出です。
副題「遠い日のNostalgia」は
ZARDの、僕が大好きな曲の一つで。
「あの日言えなかった言葉は今も この胸の中で眠ってる」
「あの時もう少し大人になれば 後悔は半分で済んだのに」
初恋っぽさもあるなと思って、副題に選びました。
では。
みつい