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【犬の食を考える】抗酸化作用のハーブ シナモン

シナモンには、犬の健康に次のような効果が期待できます。

・心臓の健康改善
・炎症の軽減
・脳機能の向上
・免疫力の向上
・口腔衛生の改善
・血糖値の安定化

シナモンには抗酸化物質が豊富に含まれており、神経障害から守る働きがあります。
また、抗菌、抗ウイルス、抗真菌の効果があり、虫歯や口内感染、口内炎などの歯の問題に役立ちます。

ただし、シナモンには肝臓に負担をかける「クマリン」という物質が含まれているため、過剰摂取には注意が必要です。

シナモンには大きく分けて
『セイロン』と『カシア』の2種があり、クマニンの含有量が違います。

セイロンシナモンが平均で13.7ppm
カシアは平均で3257.5ppmです。
特にベトナム産カシアは平均で5425.0ppmと、他の産地の製品と比べて高い値となっています。

BfR(ドイツ連邦リスクアセスメント研究所)が定めたクマニンの1日あたりの摂取許容量(TDI)は、
0.1mg/kg/dayです。
※動物実験に基づき算出された安全とされる量の100分の1が人の許容量とされる。

シナモンには、非常に多くの効能が認められ、欧米の最新の研究ではセイロンシナモンを少量取ることはむしろ推奨されています。

また、シナモンはスーッとする香りがあまり好きではないため、ごはんの嗜好性(しこうせい)を上げる目的でトッピングするのには向きません。

万が一、食べた後に嘔吐、下痢、心拍数の増加、呼吸困難がある場合は動物病院に連れていってください。摂取した量や症状によっては、吐き戻させたり点滴するなどの治療が必要になります。

安全性の高い商品を選ぶことが大事にります。
例えば
犬猫用サプリメント
ナパーニ ヴィタールミックスビオ 等。
ドイツの有機認証サプリメントがあります。

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