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30代で心筋梗塞になった男の体験 1

日本人の三大疾病のひとつとされる心疾患。その中でも心筋梗塞は死に至る確率が40%とも言われる危険な病気。

心筋梗塞の発症年齢は平均60歳代とも言われる。

近年は若年化が進み、45歳を超えると発症の可能性は高まるそうだ。

私は30代で心筋梗塞を発症した男です。発症したのは、これを書いている1ヶ月前の出来事。

幸運にも生還できたため、今後同じような境遇の人の参考になるよう、若くして心筋梗塞を体験した内容を記録していきます。

自己紹介

まずは私がどのような人生を送っているかを紹介します。

現在36歳の男性、2児の父です。家族4人で暮らしています。

身長、体重はほぼ平均、体脂肪率は20%くらい。タバコは吸ったことがなく、お酒は20代で一生分を飲み干す。ここ数年は週末にビール1本くらい。心筋梗塞のリスクを高めるコレステロール値は110くらいだったと思います。(基準値は160くらい?)

大した運動はしたことはありませんが、ここ2年ほどは週3、4日軽いジョギングを行っていました。(おかげで心肺能力は平均の1.2倍くらいあった。)

仕事は事務系で、子どもが生まれてからは、残業はほぼなし。

ここまで見ていただくと、健康的な生活だったと自分でも思いますが、1点だけ普通ではない事がありました。

冠動脈瘤という爆弾

それは、幼少期に患った川崎病のせいで、心臓の血液(冠動脈)の流れが悪くなる病気、冠動脈瘤を持っていました。

川崎病は、乳幼児に多く、現在は70人に1人くらい発症するらしい。その中の2~3%くらいが、心臓の血管に障害が残るという。私は見事に障害が残った。

とはいえ、特に症状が出ないことも多く、私も症状無く制限も無く人生を送っていました。一応、28歳くらいまでは通院と服薬をしていましたが、当時の主治医から「症状無いから薬飲まなくていいかも」と言われ、真に受けて通院を6年ほど自主的に休業する。

その後、34歳のときに人間ドックを受けた際、医師から「この病気は一生治療していく必要がある。」と言われ、言われるがまま通院と服薬。

そして、36歳で爆弾が爆発しました。

心不全は誰でも起こりうる

このように、私は明らかに心筋梗塞のリスクを抱えながら、人生をのんきに送っていました。原因不明の突然の心筋梗塞ではありません。何の持病も無い人は、若くして心筋梗塞になることは無いのかもしれません。

しかし、スポーツ選手が突然倒れたりするように、健康な人でも心不全は起こりうる。

メタボ、高血圧など生活習慣に問題があれば、もっと起こりうる。


今後、発症からその後の生活、私の感じた事など記していきます。

これを読んだ同じ境遇の方の参考になればと思います。また、今は病気でない人も、健康の大切さに気が付くきっかけになればと思います。

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