30代で心筋梗塞になった男の生活 ICD植込み手術 その1
心臓バイパス手術から3ヶ月経ち、すっかり元の生活に戻りました。
次は、ICD植込み手術というものを行うことになりました。これはその体験です。
今後、同じ境遇になった人の参考になればいいなと思います
ICDの植込み
ICDとは、「植込み型除細動器」のことです。
3cmほどの小型AEDのようなで、体に埋め込みます。画像のイラストのようなものです
心臓に接続し、不整脈を検知してくれます。発症したら、即座に電気ショック等の治療を行います。
けっこう驚きの技術だと思うのですが、特別な治療ではなく、一般的なもののようです。
ペースメーカーとは違い、平常十分はじっとしています。
なぜ必要なのか
ICDは、心室頻拍などの不整脈が発症し、今後も発症の可能性がある人が、その予防として入れます。
私は、入れるか入れないか、微妙なラインでした。
何度かの検査の結果、最終的に入れることになりましたが、バイパス手術で完治したからICDは不要、という判断もあり得たようです。
私としては、後々後悔するのも嫌だったので、入れる事には納得しています。
ただし、入れることによるデメリットもあるわけです。以下に4つ挙げます。
ICDのデメリット
1 車の運転が6ヶ月間できなくなる
普通に困るやつです。車は生活必需品な地域なので。
手術後6ヶ月経過し、医師の診断の結果問題なければ、免許センターで手続き後に運転解禁だそうで。(問題あったらさらに延長)
6ヶ月なので、我慢することにします。
仕事で運転するような人は要注意ですね。
2 IH機器に弱い
普通に困ります。我が家はオール電化ですので。
しかし、IH作動中に体をべったりくっつけなければ大丈夫、とのこと(絶対安全ではないので注意)
テロリストに脅されたりしなければ、動いてるIHコンロを抱きしめるような事は無さそうです。
我慢できそうなので、我慢することにします。
3 電気自動車の充電装置に弱い
困ることもありそうですが、これも近づきすぎなければ大丈夫とのこと(絶対安全ではないので注意)
今後ICDが進化して、より安全になるといいですね。
4 全自動麻雀卓に弱い
これは…磁気が危険ってことでしょうか。
今後、家に全自動麻雀卓が置けなくなってしまいますが、我慢することにします。
その他にもいろいろありますので、入れる場合はよく確認して判断する必要があります。
なおスマホは問題ないとのこと。そこは時代に合わせて作られていて良かったです。
植込み手術へ
そうしていよいよ、ICDを入れることになりました。
体に機械を入れるというのは、果たしてどんな気分なんでしょうか。
植込み後の体験も、後日書きたいと思います。
つづく
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