【自問自答2】私はミニマリストになってどうしたかったのだろう
こんにちは。しえりと申します。
自問自答ファッションに出会ってまだまだ日の浅い私。
『一年3セットの服で生きる』やnoteを読んだり「スキップ!スキップ!レディオ」を聞いたりととっても楽しく独学を進めていますが、コンテンツが充実し過ぎていてなかなか追いつけない!というのが目下の悩みです(贅沢)。
ここ数日はネットを開くと自問自答ガールズさんたちの何とも素敵なお手元が目に飛び込んでくるので
「私も手を飾るワークをしたいー!!」
とはやる心を落ち着かせるのが大変です。
自問自答×ムンプラ講演会に関しては、まだ1回目のアーカイブを視聴中の身でして。
もっともっと時間が欲しいー
それに肝心要の「コンセプト」がまだまっさらさら〜ですからね。
「ウチはウチ!
ヨソサマはヨソサマだー!」
って昔おばーちゃんがよく言ってたので、焦らず自分のペースでじっくりと自問自答していきます!ありがとう、おばーちゃん。
突然ですが私、ミニマリストさんが好きなんです。
お気に入りの物だけに囲まれてすっっっきり暮らされているお部屋やクローゼットの写真が大好物です!
特に、身軽で自由な感じがするミニマリストさんが好きです。
小さなトランクに大切な物だけを詰めてフラッと旅立てそうな、そんな軽やかな暮らしぶりに想像を掻き立てられます。
片手にトランク、もう片手に植木鉢みたいな(思いっきり「レオン」ですね)。
ミニマリスト歴は0日ですが、ミニマリストファン歴は長いです(ドヤ)。
ん?
あれ?
!!!!!!!!!!
アタクシ書きながらある事実に気付いてしまい大変ドキドキしております…。
あのですね、私がミニマリストさんたちの発信をチェックし始めて10年近くになるんですけれど。
その間ずっと自分のことを「ミニマリストになりたいのになれない」のだと思っていました。
確かに、私の持っている物の量は10年の間に激減しました。
大量にあった衣類や書籍は10分の1以下になり、マンション備え付けのコンパクトなクローゼットに靴以外のほぼ全ての持ち物が収納できています(例えば歯ブラシのように使用する場所が決まっている物を除く)。
物の量だけ見るとミニマリストと言っても差し支えないかもしれません。でも、何と言いますか、物に振り回されている感覚が拭えないのです。
お気に入りを所持しているのに、更に良さそうな物を見つけると居ても立っても居られない気分になる
買い替えたところでまた同じことの繰り返しだと解っているのに我慢できないことがある
ついに完璧だと納得できる物を手にしたとしても、今度は予備もあった方が良いのではと不安になる(病気?)
これらの感覚がわくわくと楽しいものであれば問題ないのですが、残念ながらそうではありません。
元々めんどくさがりで、持ち物の手入れや管理にかかる労力を最小限にしたいという気持ちから所有物を減らしていったのに、今度は「まだ所有していない物」に気持ちが囚われてしまっているのです。
所有している、いないに関わらず物に心を乱されているだなんて我ながら情けない話です。
ところが先ほどミニマリストファン歴だけは長いですと記した瞬間に「私はミニマリストそのものになりたい訳ではなかったのだ」ということに気付いてしまったのです。
改めて考えてみますと、私の大好きな数名のミニマリストの方々は、物に囚われ心を乱されている感じがしないのです。 物の量ではなく、その軽やかで自由な姿に惹かれていたのだということに気付かされました。
そもそもミニマリスト界隈では「ミニマリストになることは目的のための手段に過ぎない。ミニマリストになって何をしたいのかが大切だ」と言われています。
単に無駄な時間や労力を手放すことを目的としていた私、今更ながら耳が痛いです。
そうか、私は心の自由を手に入れたかったのか!今まで気付いてあげられなくてごめんね。
私が自問自答ファッションに惹かれた理由もここにあったのですね。
これ以上物に振り回されないためにはもっともっと自分の内面を知る必要があるのだと。
これまで私は頭で考えて服を選んできました。TPOや機能性も重要だし、体型のコンプレックスをカバーしてくれて、他人からダサいと思われない服。こういう点を考慮して購入することによって失敗は減り、クローゼットはスッキリとしました。いわゆる「制服化」にも成功しています。
それでも常により良い制服を求めてしまっているのは私の心の部分だったのですね。
好きなテイストの服を選ぶことで心の意見を聞いているつもりでいましたが、全然足りていなかったようです。
しっかりと自問自答をし、あきやさんのおっしゃる「内面に似合う服」を迎えに行きたいと思います。
「大切なものは目には見えない。心でさがさないとね」という『星の王子さま』の言葉がありますが、心でさがす服はきっとその人にとって大切なものになるのでしょうね。
私もそんな服を手にしてみたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?