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フジテレビ問題は本当にくだらないか?

現在CMのほぼ8割がACジャパンというフジテレビ。
ついにフジテレビ社長が2度目の公開会見を行うという事態になった。

そしてYoutubeでは、事業家ホリエモンこと堀江貴文氏が自身のチャンネルの中でフジテレビの再建計画を発表するなど何かとフジが色んな意味で話題だ。

ちなみに堀江貴文氏は約20年ほど前、フジの親会社をであるニッポン放送を買収しようと試みたが失敗した。

おそらくその影響であろうがその後堀江氏は逮捕され、約2年にわたり刑務所に入ることとなる。

私の周りでは【あの逮捕は不当逮捕というよりも、堀江氏の身辺保護だったのではないか?】という人さえいる。

当時はそれぐらい、日本のテレビを敵に回すのは恐ろしいことだった。

堀江氏を塀の中に追い詰めたフジの権力者が、20年の時を経て今堀江氏に糾弾される。

当時をリアルタイムで見ていた人の中にはそう感じる人も多いと思う。

一言で言えば胸アツというやつだ。

フジテレビ問題は【日本版DSの解体】のはじまり

こういう事を言うと【フジテレビの問題なんてくだらない】という人もいる。

おそらく【女子アナ献上問題】のことを言っているのだろうが、全くその通りだと思う。

日々の生活に追われる人にとっては【フジの会見よりも明日のメシ】の方がはるかに大事なのだ。

とはいえやはりこの問題は単なる【芸能人スキャンダル】とは全く次元の違う話だ。

きっかけが【芸能人の性スキャンダル】であっただけで、本丸はフジテレビなのだ。

私はこのフジテレビをめぐる騒動が日本版のDS、つまりディープステートの一角を破壊する解体の始まりであると感じている。

テレビは誰のものか?

ディープステートというと最近ではトランプ大統領が【DS(ディープステート)を壊滅させる】と述べていたが、アメリカにもあるなら日本にもあるはずだ。


これを陰謀で片づけてしまえば簡単だが【陰謀論】という言葉が相手の言論や思想を封じる目的で使われるのは問題だと思う。

ちなみにディープステートとは、私は一言で言えば【国際共産主義(グローバリズム)の集合体)】ではないかと思っている。

いうなれば【国という枠を超えて自分たちの利益を追求するグローバルな無意識の集団】ではないか?

私たちの身近では分かりやすく言えば【利権屋】である。こういった集団はどこの組織にも潜入している。

もちろん総務省や財務省をはじめとする国の組織にも。

良い面もあるかもしれないが、利権屋が権力を持ちすぎると存在自体が目的となり暴走を始める

おそらくテレビ局はその最たるものであると感じている。

昨今のジャニーズ問題から端を発し、NHKへの飛び火(鎮火してしまったが)そして今度はフジテレビの解体、そして総務省の天下り問題。

日本はいつから利権屋たちのタカリの場になってしまったのか?

そういった怒りを一斉に向けられる様を見ると【くだらない】と感じてしまうが、その怒りすら社会を動かすパワーにもなる。

情報の民主化の動きはこれからさらに別のテレビ局を巻き込んだ騒ぎになることは間違いない。

巨人は倒れる時は早い。

戦後の置き土産が音を立てて崩れる瞬間を静かに見守っている。




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