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藤井風の「まつり」、なんでこんなに何回も聞いちゃうんだろう

みなさん、「まつり」はお好きですか?

好きですよね??

私はもう大好き。
と言いつつ、他の風ソングにはない独特の「神聖さ」や、それへの新鮮さがなくなるのがもったいなくて無限ループで聞いたりはしてないのです。
大事すぎて!

パナスタでのLIVEは行けませんでしたが、「秋まつり」だったので最後から2番目に演奏され、花火が上がって大盛り上がりだったようですね。
映像化がほんとうに待ち遠しい!
と書いて下書き保存していたら、LIVEでの「まつり」が公開された。
たまらん。ありがたい。

一言でいうと
「『まつり』って、冷たいよね」
っていうことを書いたのですが、LIVE映像を見たら「熱さ」も感じたので、このまま公開するか修正してからにするか迷ったのですが、見る前に書いていたやつをそのまま公開します。

むっちゃんさん、ありがとう


YouTube「むっちゃんねる」で、ピアニストとして活動している武藤さんが「まつり」を解説しているこちらの動画。
一曲に40分もかけてプロの方が解説してくれていて、この曲がますます好きになった。
私はイントロが好きすぎるんだが、篠笛が入るイントロ部分をピアノで弾いているのを聞いただけで泣いてしまった(驚)

9:42〜がイントロの解説。

朝焼け、もしくは夕暮れ


MVもとっても好きだ。朝起きてお掃除から始まり外に出て踊って、日が暮れてきて大集合してみんなで踊る。夜になったので部屋に戻って「なんにせよめでたい」とリラックスした表情で寝そべり、なんでもないめでたい一日はお開きになる。

私が「まつり」という曲を聴くときに頭に浮かんでいる背景みたいな画は、夕方のオレンジになってきた空を背景に藤井風が柱に寄りかかっているところ。
青とオレンジの混ざった空が大きな池に映っているところ。 

You Tubeで最初に見て、青とオレンジは朝焼けの色という印象が残った。
そのあとMVを何回も見たので、朝〜夜と時間が流れていく中であの場面は夕方だと分かるのだが、とにかく私にとってはこの情景が「まつり」全体のイメージになっている。

この曲は昼の曲とも夜の曲ともつかない。陰と陽どちらの要素も含んでいるような。

周波数を下げた癒しの美しいメロディーとか優しい歌声、透明感のあるキーボード。
それなのに、この世に数え切れないほどある悲しみとか、どうにもならないことへの諦めとかも含まれていて、藤井風ってどれほどの冷たいものを味わって内側に持ち合わせてるんだろう、って思えてくる。
周りの人に発するメッセージはいつもポジティブであたたかいものばかりなのに、直接言わないだけで感情としては暗いものも持ってる人なんじゃないか。
イントロの篠笛が同じメロディーを3回繰り返すところの解説を聞いて改めて曲を聴いたら藤井風が底知れぬ人みたいに思えてくる。

これが「まつり」から感じる冷たさの理由。LASAのアルバムがリリースされて初めて聴いた3月の寒い夜はもちろん、夏に聴いたって冷たさを含んでる心地よさだった。

LIVEが終わって

10月の季節外れの暑さの中LIVEで「まつり」を体感した人は、どんな風に感じたんだろう。
LIVE映像見てみよう、誰かの感想も(見出したらキリがなさそうだけど)ちょっと見てみよう。

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