わたしは英語でIっていいます
よしかわさんの投稿に感化されて、今日は一人称のお話を。
日本語ってほんとうに一人称がほうふです。
英語だとIしかないのに、日本語では私、俺、僕、〇〇ちゃんetc.・・・
小学生のころ見ていたNHKのシャキーンにも「わたしはアイ」っていう歌があって、これがちょうど日本語の一人称のおもしろさをうまく表現してくれているんです。音源は見つけられなかったんですけど、歌詞の一部をご紹介すると
「わたし」は英語で「I(アイ)」と言います!「ぼく」も英語で「I(アイ)」と言います!...「おれ」は英語で?-I(アイ)...「うち」は英語で?-I(アイ)
このほかにも「わし」や「拙者」、「吾輩」などなど・・・今ではなかなか使われていないような一人称まででてきて、英語の授業の基礎として「英語での一人称はIだよ。」っていうことを教えるのがテーマの歌なのに、逆に日本語の一人称の勉強になるような歌です。
そして、おなじ「私」でも漢字ver.とひらがなver.で印象が少し違いますよね。
この文字によってうけとる印象が違うという話そういえば前もしましたね。
この記事と同じで、一人称もどれを使うかによってあたえる印象は変わるし、それは日本語に慣れていない人にはわかりにくい感覚なんじゃないかなと思います。
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ちなみにわたしはこのnote内で使っている一人称と同じで、日常生活でも「わたし」を使います。ただどちらかと言ったら漢字のイメージかな〜。
あ、妹に話しかけるときだけ「姉ちゃん」が一人称になります。
そして中学時代のわたしの一人称は「ウチ」でした。
高校の部活終わりに部室でなぜだかそういう話になって、わたしが中学のときはウチを使っていた、と告白したら、同期全員にそんなイメージない!と驚かれた思い出があります笑
この意図はおそらく「ウチ」と言う呼び方にはおてんば娘のような印象があって、高校生になって落ちついてきた(笑)わたしからはその姿が想像できなかったからじゃないかなと思います。
まぁわたしの想像なので真意はわかりませんが・・・
今となってはわたしも「ウチ」を使っていた自分の姿があんまり思い出せないので、やっぱりあれは若さゆえの呼び方だったのかな笑
そして一人称を変えるのってなかなか難しいです。
わたしも「ウチ」から「わたし」に高校生になる時に意図的に呼び方を変えたんですが、はじめは自分を「わたし」と呼ぶことに違和感がありました。
中学生の時の友だちで当時自分のことを「ぼくちゃん」って呼ぶ女の子がいました。周りの友人がもう中学生なんだし、この先大人になるからその呼び方変えた方がいいよ、って言って「ぼくちゃん」→「わたし」チャレンジをしていました。
その子が「ぼくちゃん」って言うたびに横から「わたし!」って訂正を入れている光景をしばらく教室で見ましたね笑
気づいたらいつのまにかその子の「ぼくちゃん」を聞くことはなくなりました。
同じように大人になってくるにつれて自分のことを自分の名前で呼ぶ人は減ってきます。やっぱりそれは子どもっぽいっていうイメージがあるからだと思います。
つらつらと一人称に関する思い出について書いてきましたが、最後にこれだけは言いたい!
自分のことを「自分」と呼ぶ人は男女問わずニガテだ!
理由は特にない!(し、だからと言ってあからさまに何かする訳でもないので「あ、自分だ」と思っても凹まないでください。)
以上!
今日も読んでいただきありがとうございました。