39歳11カ月で滑り込み卵子凍結(理由1:アフリカ)
前回、卵子凍結をする気持ち「0(ゼロ)」だった話をした。
そこから2年ほど経ち。自分の生活、人生に大きな変化があった。
大卒から17年3カ月勤めてきたかい会社を辞めた。
女性のキャリアを考えた時、このまま会社のレールに乗っていていいのか、
上からの指示を立に首を振っているだけでいいのか、
このまま私はここで人生を終わらせるのか。
私という幹と枝葉全然増えていかない、私は
「まだ、私若い!元気!まだまだできる!」
そんな超ポジティブマインドで辞めました。
↑の話をすると、結構すごい思い切ったね、って言われる。そしてこれを読んだ読者もそう思ったろう
結果、もっと他の世界が見たい、私ももっともっと挑戦したい、として
とりあえず、したこと。
旅にでるか、と。
「アフリカ」に行った。(写真はケニアのサファリ)笑
(この話のどこから卵子凍結の話になんねん?!と思ってお読みの方、もぅ少し我慢、お付き合いくださいw)
それが、転機ね。
アフリカに行って、日本人女性と出会い。
日本帰国後、そこからご縁きっかけで彼女のスタートアップのお仕事をお手伝いすることとなった。
彼女の仕事は「周産期医療」分野だ。
妊婦さんのお腹にいる赤ちゃんがいかに元気に生まれてくるか、をアフリカと日本で課題解決するお仕事。
このお仕事に出会って、私は縁もゆかりもない「妊婦」「妊娠」「赤ちゃん」「不妊治療」「高齢出産」「子供」「晩婚」「流産」「助産師」「産婦人科」というような言葉と毎日触れ合うことになる。(前職はスポーツ関係だったので、全くもって異業種異分野)
私自身の年齢もあり、日本の晩婚化や不妊治療の話はとてもリアルで勉強になった。
そして、色々な妊婦さんにヒヤリングをする中で、私の友人で私よりも年上で43歳で初産をした友人に話を聞く機会があった。
40歳を過ぎて出産を経験、しかも初産の女性って沢山いるようで、とてもセンシティブな話だったりするし、長年不妊治療を続けてやっと・・・とか流産くりかえしていてやっと・・・というような、とても話を聞くに躊躇うことも多いが、昔からの友人ということで、妊娠までどんな準備をしたか、出産してどうだったか、などヒヤリングしていた。
その後、私自身の話になり(友人なもので)、彼女に言われた言葉。
「今が一番若いから。」
「この1分1秒細胞は年老いてるから。今が一番若いんだよ!」
ずきゅーーーん。
ばきゅーーーん。
どきーーー。
仕留められたね。(笑)
分かっていたけど、実際いわれると、「ほんとそれ!!!」「それな!」である。
頭でわかっていたことを言葉として音にだすこのリアル感の創出。
友人「”血液検査だけでも”、”AMH”(*1)だけでもしておけば?」
私「でもさ、それで“50歳”とか、“全然卵子ないです”って言われたらショックで寝込んじゃう」
友人「それはそれで、自分のことがわかっていたら、今後の婚活も仕事も日々の生活のやり方とか優先順位や考え方が変わるじゃん?それを知らずひたすらずっと“子供欲しい欲しい”って言っているより、それをわかった上で、今から食事気を付けるとか、健康に過ごして、可能性をあげるとかできることをやった方がくよくない?もしくは、「子供欲しいから→早く結婚したいから→婚活している」のロジックだったらそれも「結婚=障害のパートナーと過ごすこと」って変換したらまた出会いも変わるかもよ」
目からウロコである。
まさにそう。
誰しもが現実に目を向けるのは怖いし、現実がもし理想とかけ離れた居たとしたら、それを知ることはもっと怖い。
でも知らないと始まらない。
たまたま仕事辞めて
たまたまアフリカに旅にでて
たまたま周産期医療分野に関わるお仕事を手伝うようになって
結果、友人と話ができて
結果、友人から異論の余地なしの絶対的な「言葉」を頂く。
今、もし悩んでいる人がいたら伝えたい。
ここで、このnote+を読んでいただけているのもご縁です。
そのご縁を大事にしていて抱きつつも
「今が一番若い」
「やらない後悔、知らない幸せよりも、やってからの後悔、知ってからの新しい幸せの模索」の方が
私は価値があると思っているます(個人的感想)
是非、一歩踏み出して、まずは少し調べてみることをお勧めするし、
何より、過大な焦りは禁物だけど、多少のちょびっと焦りは有って然りの卵子凍結だと思います。だって
「今1分1秒この時も歳をとっているから!!!」
次回:
39歳11カ月で卵子凍結をした理由(東京都補助金編)
to be continued~
※この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています
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