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わかやま木育キャラバンin 那智勝浦町

わかやま木育キャラバンとは

和歌山県では、未来の木材消費者である子どもたちに、木のおもちゃに触れる機会を作り、子どもや子育て世代の木への関心を高めることを目的として、林業・木材の関係者を中心に「わかやま木育キャラバン」が毎年行われています。
今年は、那智勝浦町で開催されました。
那智勝浦町はまぐろ延縄漁法による生まぐろの水揚げ日本一です。那智の滝などの観光資源も豊富な街です。

カービングナイフを使ってみよう

身近にある素材で暮らしの道具を作る術を身につけてもらえればという思いで、カービングナイフ使ってみようというワークショップをさせていただきました。
2日間で4回、定員20名とさせていただいたのですが、お断りする方が出るほどご参加いただきました。
本当にありがたいです。
この地域で暮らす方々にとっては木材はものすごく手に入りやすい、加工しやすい素材です。
今回の体験で道具の扱い方に慣れて、木を身近に感じ、木や森とのかかわりしろが生まれ、身の回りの資源を使える人が少しでも増えてほしい。
そんな思いでこれからも木に触れ森に触れ、暮らしを豊かにする機会を作っていきます!!


想い強めのポエム

そんな想いを強めに表現したポエムを紹介します。

——
すべての人に森と時を繋ぐかかわりしろを

ぼくらの暮らしは、
便利で、かわいくて、おいしいものに満ちあふれています。
それは誰がつくったものでしょうか?

世界中から安くて良いものを集め、
画一的なモノづくりにおぼれた暮らしに固執することなく、
身の回りにある素材を使い、
自分たちの手で暮らしを創っていく楽しさを身に着けていきたい。

消費者であり続けるよりも、創り手になろう。
少しの違いや不均一性は個性なのだ。
自分でつくったモノを使うことによって
道理が見えてくるように思います。

一人一人の少しのモノづくりが
豊かで快適な暮らしの持続性を実現するのではないだろうか。

森へ行き、
素材を集め、
道具を使い、
暮らしを創ろう。

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千品 喜嗣 /小規模な山主
めちゃくちゃマニアックなはなしを読んでいただきありがとうございます。ぼくみたいな小規模山主が考えていることを通して、日本の森林が持つ課題に興味を持ってもらえると嬉しいです。

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