有休消化で板橋区立熱帯環境植物館に行くし、パンも食べる
TwitterXのツイートポストを見てへえ~!と思い行くことにした。思い立ったらすぐ行ける。有休の有意義な使い道である。
月曜日が休館日。(祝日、休日の場合は翌日)
営業時間は午前10時~午後6時で、入館は午後5時30分まで。
板橋区立熱帯環境植物館は西武と株式会社横浜八景島が運営と知り87へぇ。画になる展示だなあと思っていたが、ノウハウがあるわけだ。
ツイートポストにあるような建築がとても好みなので一石二鳥である。最近買ったこの本を参照して都内散歩をしたいと思っている。なお、建築の知識は全くない。
最寄り駅は高島平駅。駅から10分程度で到着。
建物入って奥の券売機で入館料を支払う。
まず階段を下る。この先しばらくトイレがないので、下ったところのトイレで済ませるのがおすすめ。ちなみに私の場合、全体の所要時間は45分。
まずドクターフィッシュがいたので、トイレで手を洗い…。(日焼け止めは取った方がいいと判断した、おそらく正しい)
…フン!
初めて角質を食べてもらう体験ができた。
こちょばい。
「ミニ水族館」のコーナー。
きれいな展示で、ビッグ水族館をまさにぎゅっとした感じで目移りするくらい様々な種類の生物が見れる。が、各種の説明は少ない。(ほぼ名前のみ)
公式HPによると、海水・汽水・淡水の魚や生物を約150種2500匹展示しているとのこと。ナポレオンフィッシュじゃないのかよ!と思って調べた魚の和名がメガネモチノウオということを覚えた。
そして温室へ。
下から上へ登っていくような構造。むわっとする。
まずは「潮間帯植生」のコーナー。ちょうかんたいしょくせい…?説明によれば、潮の干満により干上がったり海の中になったりする場所を潮間帯というらしい。所謂マングローブとか。約700種2000本の植物を展示。
淡水の大きなエイが本当に大きかった。「ヒマンチュラチャオプラヤ」という名前で、体重300 kgになることもあるとか。2011年に絶滅危惧種指定。
そして「熱帯低地木」「景観集落」のコーナー。
幹から直接、花や果実を結実する幹生花(果)を実際に見れてよかった。
あと本物のプルメリアの花も見れた。ハワイ在来の植物だと思っていたが、1860年にドイツ人医師ヒレブランドが持ち込んだ外来種だそう。ホノルル最古の植物園、フォスター植物園というところに彼によって植えられたプルメリアが現存しているようだ。
続いて冷室へ。植物園の冷室は初めてだと思う。涼しい~!熱帯の高山植物を展示しているそう。
冷室を抜けたところにある喫茶室でカレーを食べようと思っていたら、営業は土・日・祝日のみで平日は休憩所として開放されているとのこと。メニューだけ決めてルンルンでやってきてしまった。私のグリーンカレー…。
企画展示室(今はマレーシアの食文化について)、温室が見渡せる図書コーナー、生態系紹介や昆虫標本の常設展示コーナーへと続き、展示は終了。平日なのもあるだろうが、ゆったりとした空気感があり、また本当に展示物の管理がしっかりされていると感じて、とにかく見やすかった。
となりの建物が「板橋区立高島平ふれあい館」とあり、突撃してしまったが、区内住所を有する60歳以上の高齢者の方々が健康で明るい生活を過ごされるための施設だった…。感染症など考慮すべき場所であり、何かとふれあえると思って入らないように……。
気を取り直して…。思ったより早く済んでしまったので、Instagramで #高島平 で検索して出てきたパン屋さんに行くことにする。名前は「下田流(しもだりゅう)」さん。ハード系もソフト系もあり、加水率の高い生食パンが人気。
営業日時は火・木・金土日の7:30~17:30頃まで。
以下が購入したパン。
・至高のレーズンバターサンドフランス
・アールグレイ・オレンジ・アーモンド・ホワイトチョコスコーン
・柚子コショウ香る骨付きソーセージフランス
カレーを逃したため、近くの公園でスコーンを食べた。おいしい!もっといろいろ買えばよかった……。高島平は地名くらいしか知らなかったが、子供も多くて過ごしやすそうな土地だった。
小学校横にある公園に選挙看板があったが、噂のヤバいポスターだのは掲示されてなくてよかった。よかったか?いやよかっただろう。