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快医学 其の四

今回は、LETについて書いていこう。

LET:life energy test

LETは元々、大村恵昭先生がカイロプラクティックのグッドバード博士が使っていた筋力テスト:「Oリングテスト」(以下ORT)をヒントに考案されたという経緯があるようです。

ORTはお金も道具も必要ないという便利性もあり、医療従事者の間で臨床技術の一つとして認知,活用されていますが、一般の方が家庭で活用するにはハードルが高いという側面もあります。
快医学の大村先生は、ORTを一般の方にも生活の技術として取り入れ、健康維持促進の一助にする必要があるという信念のもと、LET:ライフエネルギーテストを生活の技術として広めました。

LETの原理と考え

とても酸っぱい梅干しを想像すると、口の中に唾液が出る。


これは、一度でも梅干しを食べたことのある方であるば、体験することのできる現象ではないでしょうか。LETの原理に関しては、この「梅干しを想像すると唾液が出る」という現象と似たような性質があるようです。

「とても酸っぱい梅干しを口に入れると、唾液が出る」という現象が起きている方の脳内では
実際にあるはずのない梅干しをイメージするだけで、脳内(大脳皮質から)からその物体の特性を含んだ信号(梅干しは酸っぱい食べ物)が発し、それに応じて身体部位が反応(唾液が出る)してしまう。
これは、共鳴・共振現象と言い換えることができ、LETの原理はある物資と身体との共鳴・共振現象を利用しているようです。

身体の各臓器に箸などの棒を当てることで、その臓器からある種の信号のようなものが脳内の信号伝達に影響し、指でOを作った筋力に微細な筋力の違いが生じます。
施術者は、被検者の指の力の入り具合によって、その臓器が異常か正常か、またはその臓器に合った食品の選定、推定を行うことができます。

熟練者となると、目視しただけでLETの反応をみることが可能となるようです。また、LETは、悪性の臓器から取り出した細胞の写真や癌の腫瘍マーカーを身体に触れた状態でテストを行い、初期のがんや臓器の炎症症状などを推測することができるようです。

LETは2人で行えば、ある程度反応がわかるようになるのですが、1人で行えるようになるにはそれなりの経験が必要です。自分は、LETの練習を初めて0歳と1か月ですでの、まだまだよくわからないのが現状です。1人で使えるようになれば、自分や周囲の人に対して健康促進に関する助言ができるようになると思います。

LETが家庭で使える、生活の技術として支持されている理由の一つとしては、自分に合った食品を選定することができるということがあげられます。
身体が欲しているもの、身体に合っているものをLETで選定することができるというわけです。

ここで、添加物にまつわる話をしよう。
アレルギーやアトピーなどに悩む方々にとっては、無添加、無農薬の食品、食事を意識的に摂取するということが重要になってきます。口から入るものには無農薬の野菜やできるだけ添加物の入っていない加工食品が良いです。しかし、オーガニック食品を扱うスーパーはあるのはあるのですが、単価が高いです。そもそも、無農薬、無添加の食品を探すのにも手間とコストがかかる。そうなると、添加物が入っている食品を取っていてもおいしければくないですか?という声も聞こえてきます。
そうです。その通りで、添加物の入った食品を摂取していたとしてもすこぶる健康で生きている人は大勢います。逆に、添加物や農薬を気にしすぎて、精神が病み、不健康になる方々もいます。
富裕層向けのスーパー以外のスーパーでごく一般的な食品を購入する際、成分表を見てみると、何かしらの添加物が必ず入っています。添加物を気にする人は、成分表を見ないことをお勧めします。なぜなら、成分表を見て添加物の入っている食品を買わないという自分ルールを決めてしまえば、買える品物はほとんどありません。添加物を気にするんであれば外食なんかもできないはずです。飲食店で使用する食材や調味料なんかには必ず添加物が入っています。食べた後に口が乾く、胃もたれがするなど不快感があれば、それは添加物の仕業かもしれません。逆に、オーガニック食品しか使用していないレストランで食事をすれば、スッと腑に落ちます。胃に優しい感じ。食べた食品、食事が自分にとって良いものか悪いものかは、体に聞いてみればわかる。その具体的な手法の一つがLETなのではないでしょうか。

食事は楽しく食べれるとなんでもおいしく感じてしまう。
気にしすぎもよくない。バランスが大事。
快活に生きるためには、何事も気にしすぎないことだと、師匠はおっしゃっておりました。


LETは身体の声を聞くためのツールの一つとして、個人レベルで活用できる隠れ技のようなもの。


今回の、快医学セミナーの中でLETが最も受け入れがたい技術の一つでありましたが、それは単純に私が初めて触れる世界であったからであるということに気が付きました。実際に被検者に対してLETを行うたびに、明らかに確信できる現象を体験することができたのも事実です。LETはこっそり、着実と練習していけば徐々にわかってくるはず。

千里の道も一歩から。

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